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	<title>千葉県で体験した怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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	<description>怖い話（実話）｜恐虫リリー kowamushi-lily.com 『恐虫リリー』では怖い話（実話）の配信を行っております。心霊・都市伝説・怪談・人間・不思議・心霊スポット等、投稿頂いた実話体験談をご紹介しています。</description>
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	<title>千葉県で体験した怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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		<title>【怖い話｜実話】長編「突き上げ」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 03 Apr 2026 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[音・声]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
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		<category><![CDATA[アパート・マンション・団地]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：松戸の住人 さん（30歳/男性/会社員（IT関連））体験場所：千葉県松戸市 〇〇線沿いの古い木造アパート これは、私が5年ほど前に実際に体験した話です。 当時、私は仕事の都合で千葉県松戸市にある、築30年を超える [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-1976344478" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：松戸の住人 さん（30歳/男性/会社員（IT関連））<br />体験場所：千葉県松戸市 〇〇線沿いの古い木造アパート</div>


<p>これは、私が5年ほど前に実際に体験した話です。</p>



<p>当時、私は仕事の都合で千葉県松戸市にある、築30年を超える木造アパートの2階に住んでいました。<br>家賃が相場より1万円ほど安く、かといって事故物件というわけでもない、ごく普通のアパートでした。</p>



<p>異変に気付いたのは、入居して3ヶ月が過ぎた頃です。</p>



<p>私の部屋は202号室でしたが、寝室にしていた和室の床の隅、ちょうど押し入れの横あたりに、直径5センチほどの不思議な「へこみ」があることに気が付きました。<br>古い畳の上からカーペットを敷いていたのですが、その場所だけが不自然に沈み込んでいるのです。</p>



<p>最初は単なる建物の老朽化だと思っていました。<br>しかし、ある夜の午前3時を過ぎた頃、床下から奇妙な音が聞こえてきたのです。</p>



<p>「……ゴン。……ゴン。……ゴン。」</p>



<p>鈍く、重いもので床を突き上げてくるるような音です。<br>真下の102号室から聞こえてくるようでした。</p>



<p>それからというもの、夜中になると、音は毎日のように聞こえてきました。<br>最初は階下の住人が何かを組み立てているのか、あるいは壁に釘でも打っているのかと思いました。でも、その音が聞こえてくるのは決まって午前3時13分。それから1分ほどで音は止むのですが、毎日そんな時間に、あんな音の出る作業をするだろうかと疑問でした。</p>



<p>ある夜、私は好奇心に駆られ、音が鳴っている最中、その「へこみ」の上に指を置いてみました。<br>その瞬間、ゾッとしました。</p>



<p>下から突き上げる振動が直接指先から伝ってきたのですが、その感触は無機質なものとは思えませんでした。<br>まるで、重い棒の先に「柔らかい肉」を巻き付けて、それで全力で天井を突き上げているような、そんな生々しい感触だったのです。「バンッ」と天井に肉が触れた瞬間、「ゴッ！」と肉ごと天井を突き上げて、「グリィッ」と肉がえぐれるような、不快な感触でした。</p>



<p>階下の102号室には、物静かな70代くらいの男性が一人で住んでいました。挨拶をしても小さく会釈を返すだけの、害のなさそうな老人です。<br>あの人がそんなことを・・・？と、にわかには信じられませんでした。</p>



<p>そんな夜がしばらく続いたある日の夕方、私は意を決して階下の老人の部屋を訪ねることにしました。</p>



<p>「あの、すみません。夜中に上まで音が響くようなのですが……」</p>



<p>そう切り出すと、老人は私の顔を凝視し、震える声でこう言いました。</p>



<p>「……まだ、届いていますか」</p>



<p>老人の目は血走り、部屋の奥からは線香とも腐敗臭ともつかない、妙に鼻をつく独特の臭いが漂ってきました。それ以上、老人は何も語らず、ピシャリとドアは閉められてしまいました。</p>



<p>それから数日後でした。<br>自室で孤独死しているその老人が発見されたのは。</p>



<p>その日以来、私の部屋の音は止みました。</p>



<p>警察が入り、しばらく騒がしい日が続いた数日後のことでした。<br>色々あったためか、私の部屋を大家さんが挨拶に訪ねてきました。<br>その際、私は思い切って大家さんに、夜中に聞こえていた音と、それを伝えた時の老人の言葉について尋ねてみました。</p>



<p>すると大家さんは顔を曇らせ、渋々こう教えてくれました。</p>



<p>実は、私が住む202号室の部屋では、前の前の住人が孤独死した過去があるそうなのです。<br>しかも、その亡くなった住人が倒れていたのが、ちょうどあの「へこみ」のある場所だったらしいのです。</p>



<p>ただの病死でしたが、発見が遅れたため、腐敗して流れ出した体液が床下まで浸透してしまったとのことでした。</p>



<p>そんなことがあったせいか、それ以来102号室の老人は、「上が重い、上がうるさい」とノイローゼ気味になり、毎晩、長い突っ張り棒で天井を叩き続けていたそうです。</p>



<p>やっぱりあの老人が天井を…と思い巡らせていると、「でもね…」と大家さんは続けてこう言いました。</p>



<p>「あのおじいさんが亡くなった後、102号室を片付けた業者さんの方が言っていたんですよ。天井には棒で突き上げた跡なんて一つもなかったし、それどころか、天井板が不自然に『下に』向かって膨らんでいたって……」</p>



<p>意味が分かりませんでした。突き上げていたはずの天井が『下に』膨らむなんて。最初は何かの間違いだろうと思ったのですが、少し考えてハッとしました。</p>



<p>私の部屋の床は「へこんで」いました。それは下から老人が突き上げていたのが原因なのではなく、床が「へこんで」しまうくらい、何かが床を突き抜け下へ向かっていた。老人は、それを必死に押し戻そうと天井を突き上げていたのではないか。<br>そんなふうに私は思い至ったのです。</p>



<p>現在、そのアパートは取り壊され、駐車場になっています。<br>老人が亡くなった後、私の部屋の「へこみ」は日に日に深くなり、最後には畳の下の板が飴細工のように柔らかくなっていたのを覚えています。</p>



<p>あの老人が本当にただの孤独死だったのか、あるいは「何か」を押し戻すことに力尽きてしまったのか、今となっては確かめる術もありません。<br>ただ、今でも夜中の遅い時間になると、当時の指先に残る「柔らかい肉がぶつかる感触」が、蘇ってくる気がするのです。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「隣の壁の音」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Dec 2025 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[アパート・マンション・団地]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[音・声]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：O さん（20代/会社員/女性）体験場所：千葉県松戸市 私は千葉県松戸市に住む20代の会社員です。これは、同じ市内で一人暮らしをしていた友人から聞いた実際の話です。 彼女は短大を卒業してすぐ、松戸駅から徒歩15分 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-4130703329" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：O さん（20代/会社員/女性）<br />体験場所：千葉県松戸市</div>


<p>私は千葉県松戸市に住む20代の会社員です。<br>これは、同じ市内で一人暮らしをしていた友人から聞いた実際の話です。</p>



<p>彼女は短大を卒業してすぐ、松戸駅から徒歩15分ほどの古い木造アパートで暮らし始めました。家賃が安く、静かな住環境だったことが決め手だったそうです。</p>



<p>そこに入居してから二ヶ月ほど経った頃、彼女は奇妙な音に気が付いたそうです。<br>それはある夜、十一時半を過ぎたくらいのことでした。</p>



<p>ベッドに横になって動画を見ていると、隣の部屋の壁から「トン、トン、トン……」と、一定のリズムで何かを叩くような音が聞こえてきたそうです。</p>



<p>最初は釘を打つ音かと思い、「こんな遅くに何を作業をしてるんだろ？迷惑だな～」と不快に感じつつもスルーしていたそうです。ですが、音は深夜一時を過ぎても鳴り止まず、しかも間を置いて小さく「コツン」と何かが落ちるような音も混じり始め、だんだんと気味悪くなってきたと言います。</p>



<p>翌朝、彼女は大家さんに電話しました。</p>



<p>「あの～、隣の方が夜中に音を立てて何か作業されているみたいで、少し控えてもらいたいのですが？」</p>



<p>そう言うと、電話口の大家さんは少し間をおいて、不思議そうに答えたそうです。</p>



<p>「お隣の201号室ですか？あそこ、今は誰も住んでいませんよ？」</p>



<p>冗談かと思いましたが、彼女は念のため廊下に出て隣の部屋を確認すると、確かにポストにネームプレートがないし、長い間誰も出入りしていないことが雰囲気から察せられました。</p>



<p>確かに誰も住んでいない。それなのに、また夜になると隣の部屋の壁から、「トン……トン……」と、音が聞こえてくるそうなのです。</p>



<p>それでも最初の数日は我慢していたそうです。ですが日を追うごとに、音はまるで壁が薄くなるかのようにだんだんと自分の部屋に近付いてくるように感じられ、ある晩、遂に自分のベッドの真横から鳴っているような気がして眠れなくなりました。</p>



<p>一体なにが起きているのか理解できず、その夜、彼女はスマホのボイスレコーダーを起動し、音を録音してみることにしました。</p>



<p>録音を終えて再生してみると、やはり“トン、トン”という音が録れています。更にその音に交じって、時折かすかに「スーッ」という吐息のようなノイズが聞こえるそうなのです。</p>



<p>怖くなった彼女は次の週末、私ともう一人の友人を部屋に呼び、「一晩泊っていって欲しい」と頼んできました。とても怯えている彼女が心配で、私たちは快く引き受けたのですが、でも、その夜は遅くまで起きていても一向に音が聞こえることはありませんでした。</p>



<p>私も壁に耳を当ててみたのですが、聞こえてくるのは彼女の部屋の冷蔵庫が低く唸っている音だけでした。</p>



<p>「気のせいだったんじゃない？」</p>



<p>結局、その夜はそう結論付けて眠りに就きました。</p>



<p>その翌日、家に帰ると、再び彼女から連絡が来ました。</p>



<p>「今日みんなが帰ったあと、夜になる前にまた音が聞こえてきたの。しかも今度は“トン、トン”のあとに壁をザーッと擦るような音までして…」</p>



<p>その声は震えていて、彼女が心から本当に怯えているのが伝わってきました。</p>



<p>それから数週間後、隣の部屋に新しい入居者が越して来ました。</p>



<p>引っ越しの挨拶に訪ねて来たその男性に、彼女は勇気を出して聞いてみました。</p>



<p>「その部屋って、今まで空き部屋でしたよね？」</p>



<p>すると、彼は少し笑いながらこう答えたそうです。</p>



<p>「ええ、そう伺ってます。でも、内見の時、誰かが部屋の隅に立っている気がしたんですよね。たぶん気のせいだと思うんですけどね」</p>



<p>その一言に彼女は背筋が凍り付いたそうです。</p>



<p>その後、半年ほどで彼女は引っ越しました。</p>



<p>「結局あの音の正体は分からなかったよ。あの録音データも怖いから消しちゃったしね。」</p>



<p>私が最後に彼女に会った時、そう言って元気そうにしていたので、私もホッとたのを覚えています。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「蛇は神様」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 07 Nov 2025 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[小学生]]></category>
		<category><![CDATA[呪い・祟り]]></category>
		<category><![CDATA[動物]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：かっちょん さん（22歳/女性/学生）体験場所：千葉県Ｎ市 「蛇がいたらね、何もしないで立ち去りなさい。間違っても踏んだり痛めつけちゃダメよ。蛇は神様だからね、意地悪すると祟りに合うからね」 小さい頃から母にそう [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-2549958734" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：かっちょん さん（22歳/女性/学生）<br />体験場所：千葉県Ｎ市</div>


<p>「蛇がいたらね、何もしないで立ち去りなさい。間違っても踏んだり痛めつけちゃダメよ。蛇は神様だからね、意地悪すると祟りに合うからね」</p>



<p>小さい頃から母にそう言い聞かされてきました。</p>



<p>千葉県Ｎ市にある実家の周りには今も畑が多く、その辺りでたまに蛇を見かけることがあります。母も小さい頃からよく見たそうで、その度にいつも黙って通り過ぎていたそうです。</p>



<p>私が小学生の時のことです。<br>学校の帰り道、友達と畑の横を歩いていると、蛇を見かけました。緑色だったのでアオダイショウだったと思います。</p>



<p>私はすぐに母の言葉を思い出し、声を出さずに足早に通り過ぎようとしました。<br>すると後ろから同じクラスの男子3人組が走ってきて「蛇だ！蛇！捕まえろ！」と騒ぐのです。</p>



<p>「まさか！？捕まえるなんて！そんなことしちゃ絶対ダメ」</p>



<p>私がそう声を掛ける暇もなく、男子の1人が蛇の尾をグッと踏んで手際よく捕まえてしまいした。</p>



<p>すると大柄のＡ君が言いました。</p>



<p>「この蛇は毒がないんだ！だから噛まれても平気だ。やっつけようぜ！」</p>



<p>それから男子3人組は蛇を踏んだり投げたり振り回したり、私はとても怖くて走って家に帰りました。最終的に蛇がどうなったのかは分かりませんでした。</p>



<p>次の日の朝、クラスの女の子から「今朝学校に来るとき畑を通ったら、蛇が死んでいた」と聞きました。<br>あの蛇だと思いました。</p>



<p>蛇は神様。<br>母の言葉を思い出し、恐怖と悲しみで胸が苦しくなりました。</p>



<p>当の男子3人組はそんなこと露ほども気にする様子もなく、その日も教室でワイワイ騒いでは何か悪さをしていました。その姿を見て私は不思議と寒気がし、気味悪く感じたのを憶えています。</p>



<p>それから1週間がたった頃、Ａ君が車に轢かれました。</p>



<p>学校の帰りにランドセルを振り回して歩いていたところ、左側から来た車に轢かれたそうです。<br>振り回していたランドセルがＡ君の視界を遮り、車が見えなかったのだろうと先生たちは言っていました。</p>



<p>Ａ君は足と肘を骨折し、1カ月の入院。<br>当然学校もしばらくお休みすることになり、彼が楽しみにしていた日光修学旅行にも行けませんでした。</p>



<p>私はすぐに理解しました。あの蛇の祟りだと。<br>振り回していたランドセルに、同じように振り回されたあの蛇が乗り移ったんだと。</p>



<p>1カ月後に退院してきたＡ君は、後遺症が残ってしまったようで、不自然な歩き方をしていました。<br>大好きだった野球も出来なくなり、そもそも運動や外遊びが難しいようでした。いつも乗り回していた自転車も、この先思うように乗れないそうです。</p>



<p>おそらく足の後遺症により、Ａ君のこの先の人生はとても辛いものになるかもしれません。蛇は彼の命こそ奪いませんでしたが、別の形で復讐して苦しみを与えたのだと思います。</p>



<p>豊穣・金運・病気平癒など、蛇は日本各地で信仰される神聖な生き物です。傷つけていいはずがありません。私はこの出来事が忘れられず、今では蛇を見かけると手を合わせてから立ち去るようにしています。</p>



<p>大人になった今、Ａ君は当時のことをどう思っているのか、なんとなく気になっています。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「ボタン押したの誰？」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Apr 2024 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[エレベーター]]></category>
		<category><![CDATA[店・施設]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[女子高生]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：komaki さん（30代/女性/会社員）体験場所：千葉県Ｉ市Ｍ駅の近く これは私が高校生の頃の話なので、今からもう１５年ほど前になります。 記憶も少し曖昧ではありますが、とにかくとても不思議だったことを覚えてい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-1356538743" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：komaki さん（30代/女性/会社員）<br />体験場所：千葉県Ｉ市Ｍ駅の近く</div>


<p>これは私が高校生の頃の話なので、今からもう１５年ほど前になります。</p>



<p>記憶も少し曖昧ではありますが、とにかくとても不思議だったことを覚えています。</p>



<p>それは高校1年生の時でした。</p>



<p>当時は友達と遊ぶことと言えばボーリングかカラオケ、それかプリクラを撮ることぐらいしかありませんでした。</p>



<p>その日は、テスト終わりか何かで学校が早く終わった日だったと思います。</p>



<p>友達数人で「どっか遊びに行こうよー」となって、結局またいつものようにボーリングに行くことになったのです。</p>



<p>電車でＭ駅まで行って、駅の近くにあるボーリング場を目指しました。</p>



<p>そこは私も含めてみんな初めて行くボーリング場だったので、到着してまずはマジマジと建物を眺めてみたのですが、少し古ぼけているように感じました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ボタン押したの誰？」不思議怪談（千葉県）-1" class="wp-image-6427" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>建物の中に入いると、エントランスのような場所に階段とエレベーターがあり、壁にはそのビルに入っている店の広告などが貼られていて、そこはいわゆる雑居ビルのようでした。</p>



<p>ただ、なぜか電灯が薄暗く、なんとなくホラー映画のような雰囲気があって、少し嫌な感じがしました。</p>



<p>暗いし古いし、もし私１人だったら怖くて少しドキドキしてしまったかもしれません。<br>友達もみんなそう感じたのか、「わーなんかボロいね、なんか出てきそう」なんて口々に言いながらビルの奥へと進んでいきました。</p>



<p>あまりよく覚えてないのですが、ボーリング場はビルの２階か３階、もしくはそれより上の階だったと思います。<br>ですので私達はエレベーターに乗り込み、誰かが『閉』ボタンを押して扉が閉まったのですが…</p>



<p>「……………」</p>



<p>一向にエレベーターに動く気配がなく、一瞬の沈黙の後、みんな一斉に「え？ちょっと…」となりました。</p>



<p>扉が閉まったのになぜエレベーターが動かないのか、みんな急に焦り出しました。</p>



<p>すると階数ボタンの近くに立っていた子がすぐに言いました。</p>



<p>「え、待って待って、ごめんごめん！」</p>



<p>みんながその子を振り返りました。</p>



<p>「ごめん、行き先のボタン押してなかった！！」</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ボタン押したの誰？」不思議怪談（千葉県）-2" class="wp-image-6428" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-2-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>一気にエレベーターの中の空気が緩んだのが分かりました。</p>



<p>「なんだーもう、びっくりしたー」<br>「ちゃんとしてよー」</p>



<p>などとじゃれ合いながら、エレベーターは今度こそボーリング場のある階へと上がっていきました。</p>



<p>ただ単に階数ボタンを押し忘れただけなのに、そのビル自体の放つ古臭いホラーな雰囲気にみんなが少し飲まれていて、それが一瞬の恐怖につながったように思いました。</p>



<p>ボーリング場に入ると、中は比較的新しく綺麗だったので、私達も少し安心して、その後はボーリングを楽しむことが出来ました。</p>



<p>久しぶりのボーリングだったことと、仲の良い友達と遊べることがそれはもう嬉しくて楽しくて、私はさっきのエレベーターでの一件の事はすぐに忘れていました。多分みんなもそうだったと思います。</p>



<p>そうして何ゲームか遊んだ後、そろそろ帰ろうかということになりました。</p>



<p>その頃にはもうさっきの恐怖心なんてすっかり消えていて、ボーリングの結果にワイワイ盛り上がり「この後どうするー？」なんて話しながらボーリング場を後にしたのです。</p>



<p>1階へ降りるために再びエレベーターに乗り込んだ時、友達のだれかが笑いながら言いました。</p>



<p>「今度はちゃんとボタン押してよねー」</p>



<p>するとみんなも笑いながら、</p>



<p>「わかってるよ～もう～」</p>



<p>なんてふざけた掛け合いをしている間に、誰かがきちんと1階のボタンを押して、私もそれをハッキリと確認しました。</p>



<p>エレベーターの扉が閉まり、下へ降り始めたのを体で感じました。</p>



<p>私はボタンの上にある階数表示を見ていました。</p>



<p>エレベーターが降りていくのに合わせて、階数表示もどんどん下がっていきます。</p>



<p>４Ｆ、３Ｆ、２Ｆ、…１階に着いた！</p>



<p>と思ったのも束の間、どういうわけかエレベーターに止まる気配がありません。<br>なぜかそのまま下がっていくんです。</p>



<p>周りの友達も気が付いたようなのですが、「………？」と、驚く余裕もなく固まっています。</p>



<p>「え？ちょっと！待って待って、なんで地下に行ってるの！？」</p>



<p>誰かが言ったその一言で、一瞬の沈黙が一気に不安に変わりました。</p>



<p>「きゃー！なんで？ねぇ！なんで！？？？」</p>



<p>悲鳴もあがりました。</p>



<p>その間にもエレベーターは下へと降りていきます。</p>



<p>「待って！？なんで？なんで１階通り過ぎたの？？？」<br>「やだ、怖い怖い！！」</p>



<p>私も含めてみんなが疑問を叫び声にして喚き散らすと、直ぐに、</p>



<p>『チーン！』</p>



<p>と音が鳴って、みんなの声が止みました。</p>



<p>表示階数はＢ１でした。</p>



<p>ゆっくりと開く扉を見つめながら、みんな息を飲んで扉の前にいるであろう誰かの気配を探りました。</p>



<p>開いた扉の先に、人はいませんでした。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ボタン押したの誰？」不思議怪談（千葉県）-3" class="wp-image-6429" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-3-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>目の前にはお店も何もないＢ１フロアが広がっていて、廊下には掃除用具やガラクタが無造作に置かれているのが見えます。</p>



<p>「ねえ早く戻ろ！！早く１階押して！！！」</p>



<p>その声に反応した誰かがボタンを押したようで、扉はゆっくりと閉まり、再びエレベーターは上へと上がっていきました。</p>



<p>祈るような気持ちでみんなが回数表示を見つめました。<br>それが１Ｆを示した時、『チーン！』と音が鳴って、ゆっくりと開き始めた扉を待ちきれず、みんなワラワラと外へと飛び出しました。</p>



<p>「…地下、誰もいなかったよね？なんで地下に行ったんだろ？」</p>



<p>「…ボタン押した人がいないなら、エレベーターが地下に降りる必要ないよね？」</p>



<p>１Ｆに戻って一息付けたのか、みんな少し落ち着いた様子で口々に疑問を言います。</p>



<p>「あれじゃん？誰かボタン押したけど、やっぱりやめて立ち去ったとか！」</p>



<p>「誰かって、誰？」</p>



<p>「掃除のおじちゃんとか！」</p>



<p>冷静ぶってそんなことを話しながらも、みんなの足は勝手に歩き出していて、早く建物から出ようと私達は小走りでそのビルを後にしました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ボタン押したの誰？」不思議怪談（千葉県）-4" class="wp-image-6430" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/01/botanoshitanodare-4-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>外に出てからもみんな、Ｂ１でボタンを押したはずの誰かのことを推察していました。</p>



<p>ただ、口にはしませんでしたが、私には一つ思うことがありました。</p>



<p>そもそも、地下で誰かがボタンを押していたとしても、1階を指示して上から降りてきたエレベーターは、まずは１階で止まるはずだよな、と。</p>



<p>結局、あの現象が何だったのかは分かりません。<br>単純にエレベーターの故障だったのかもしれません。</p>



<p>ただ、それ以降、私がそのビルを訪れることはありませんでした。</p>



<p>以上が高校生の時に私が体験した、少しだけ不思議なお話です。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「台風の後…」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 24 Feb 2023 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[災害]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[夢]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：トミウラタロウ さん（38歳/男性/在宅ワーカー）体験場所：千葉県南房総市富浦町の自宅 私は千葉県南房総市富浦町に住んでいます。 あれは2019年の秋、千葉県房総半島を大型台風が襲った時の事です。 台風が襲来した [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-4195232238" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：トミウラタロウ さん（38歳/男性/在宅ワーカー）<br />体験場所：千葉県南房総市富浦町の自宅</div>


<p>私は千葉県南房総市富浦町に住んでいます。</p>



<p>あれは2019年の秋、千葉県房総半島を大型台風が襲った時の事です。</p>



<p>台風が襲来した当時、屋根は剥がされ、ガラスは割れ、停電が何日も続いていました。<br>もちろん携帯電話もつながりません。</p>



<p>食べ物もなく、遠くのコンビニまで買い出しに行くような日々が続き、心身ともに疲れ切ったある日の夜から、私は三日間に渡って信じられないような不思議な体験をしました。</p>



<p>最初に感じたのは音でした。</p>



<p>その夜は何も音楽を聴いていなかったのに、私の頭の中ではずっと同じ曲が流れ続けていたのです。</p>



<p>竹ノ内豊主演の「太平洋の奇跡」という映画で、日本軍が米軍に投降する場面で兵士が歌っている曲でした。</p>



<p>確かにその映画のその場面が好きで、以前はYouTubeで何度も見ていたので、それが頭に残っているのだとその時は思ったのです。</p>



<p>次の日の夜でした。</p>



<p>私の身の回りで立て続けに不思議なことが起こったのです。</p>



<p>その出来事を以下に箇条書きで列挙します。</p>



<p>①ベッドの周りを小動物が走り周る振動が伝わってくる。</p>



<p>すごい勢いで走り回る振動を感じ、確認すると何もいないし振動も収まります。少し経つとまた走りだします。</p>



<p>②ベランダの外側から顔だけを覗かせて、ひたすら私に同じことを話しかけてくるおじさんが現れる。</p>



<p>顔だけを覗かせて「おーい、おーい、今年の映画は何がはやるのかな？」と、おじさんはこれだけしか言いません。当時停電の為、窓は全開でした。怖くなって窓を閉めても何か言っているのは聞こえました。</p>



<p>③ベッドの下からものすごい勢いで叩き上げられ、思わず叫んでしまいました。</p>



<p>私の叫び声を聴いた両親が「うるさい！」と怒鳴りに来たのですが、翌日確認すると来ていないとの事。</p>



<p>④ベランダの外を見ると空襲が始まっていて、少女が3人ほど目の前で逃げていました。</p>



<p>南の空から飛行機が何機もやって来て、爆撃している様子が確認できました。</p>



<p>⑤星の1つが話しかけてくる。</p>



<p>小さい女の子のような声で私に話しかけてきました。「あぶない！」とか「急いで！」「気を付けて！」という意味深な言葉を投げ掛けてきたのを覚えていまます。</p>



<p>⑥ふと窓から隣の家の方に目をやると、神輿を担いだ着物姿の集団が私の家の玄関に向かって来ていました。</p>



<p>さすがにパニックで、この時の事はあまりよく覚えていないのですが、気付いたら消えていました。</p>



<p>⑦空から親王のような人が現れて、「お前を生類憐みの令に処す」と意味の分からない事を言い放ち消えていきました。</p>



<p>後にこれが別の体験に繋がります。そのとき現われたのは徳川綱吉なのかと思います。</p>



<p>以上7つの体験が一晩で起こった内容です。</p>



<p>その翌朝のこと、私は更に不可解な体験をすることになります。</p>



<p>その時のことは私の記憶も曖昧なので、ここからは、その時の様子を目の当たりにしていた母と叔母の証言を合わせて書きます。</p>



<p>母が朝ごはんを私の部屋まで運んできてくれた時、私はブツブツと独り言を呟きながら部屋を片付けていたそうなのです。</p>



<p>当初母は、朝から部屋の掃除をしている私に感心したそうなのですが、テーブルにご飯を並べているうちに直ぐに私の異変に気付き、近くに住む叔母を呼んだそうなのです。</p>



<p>何故なら私はそこに転がっているゴミや物に対して一つ一つに声を掛け、「捨ててもいいか？」と確認していたそうなのです。</p>



<p>その時の事を私自身も薄っすらと覚えているのですが、人の心の声も聞こえていたように記憶しています。</p>



<p>そしてこれが『生類憐みの令の罰』なのだと私は認識していたような気がします。</p>



<p>その行動を見た母と叔母は、私の頭がおかしくなってしまったのだと思い、隣町の館山市にある精神科の病院に私を連れて行ったのです。</p>



<p>診断するまでもなく即入院となり、約一か月の間、私は病院のお世話になりました。</p>



<p>ただ、入院した翌日には私は普通に戻っていました。<br>何も起こらず、何も聞こえず、いつも通りの感覚です。</p>



<p>退院後、今では仕事に復帰して3年ほど経ちますが、あの夜以来、特に不思議な事は何も起こきていません。</p>



<p>一体あの時の体験は何だったのでしょう？</p>



<p>大型台風の影響で精神的に病んでしまった私が見た、ただの夢や幻だったのか？</p>



<p>本当に不可思議で、家族を巻き込む大変な出来事になったことは事実です。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「タクシー運転手の話」心霊怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 Jul 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[病院]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[タクシー]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：りんちゃん さん（24歳/女性/看護師）体験場所：千葉県Ｙ市の某病院 私は千葉県Ｙ市の病院で看護師として働いています｡ 勤務シフトは夜勤を含めた3交替で、場合によっては帰宅が深夜になる事も珍しくありません。そんな [&#8230;]]]></description>
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<div class="blank-box sticky">投稿者：りんちゃん さん（24歳/女性/看護師）<br>体験場所：千葉県Ｙ市の某病院</div>


<p>私は千葉県Ｙ市の病院で看護師として働いています｡</p>



<p>勤務シフトは夜勤を含めた3交替で、場合によっては帰宅が深夜になる事も珍しくありません。<br>そんな日は帰りにタクシーを利用するのですが、今回お話するのは、そのタクシーの運転手さんから聞いた話です。</p>



<p>その夜も、仕事終わりが深夜1時を回り、私はタクシーを呼んで帰路に就きました。<br>家までの乗車時間は3～40分ほどあります｡</p>



<p>「お互いに遅くまでご苦労様です」なんて、少しだけ、最初は運転手さんとそんな他愛ないやり取りをしていたのですが、しばらくして、運転手さんが急に思い出したように、</p>



<p>「そういえば、お客さん。あの病院の、看護師さん…なんだよね？」</p>



<p>おもむろにそんなことを聞くので、</p>



<p>「え？…ええ。そうですけど。」</p>



<p>と、私は少し身構えてそう答えると、運転手さんはこんなことを話し始めたのです。</p>



<p>「そうそう､話してみたいことがあったんだよ､あの病院の看護師さんに｡<br>いや、私ね、いつも仕事が終わるのが夜中の2時頃なんだけどね､会社の営業所から家まで近いからさ､いつも歩いて帰っているんですよ｡<br>その時にね、〇〇病院(私の職場)の前を通るんですけどね､その門の前を通り過ぎる頃かな、ふっと私の前を自転車に乗ったお年寄りが横切ったり、門の前に女の人が立っていたりってね、いつも誰かしら見かけるんですよ。おかしいなぁ、こんな夜更けに、しかもこんな場所に人がいるなんて変だよなぁ､そう思ってね、振り返ってもう一度見てみるんですけど、もう居ないんですよ。私も仕事上がりで疲れているから、見間違えかな？っとも思うんですけどね…。」</p>



<p>運転手さんの話し声を聞く限り、悪い冗談を言っているようにも聞こえません。<br>かと言って、夜中はもちろん病院は閉まっているはずですし、近隣にはお店などもありません。<br>それに運転手さんの目撃時間は深夜の2時。病院の前は真っ暗な田舎道です。そんな夜更けにお年寄りや女の人がいるなんて､あまり考えられない事です｡</p>



<p>辺りはシーンと静まり返った深夜、ほんの少し街灯があるだけの病院前の田舎道に、そんなちょくちょく人がいる？私も不思議に思って、</p>



<p>「それって､どの辺りですか？具体的に」</p>



<p>と、運転手さんに尋ねました｡</p>



<p>「ほら、あの、門のところ。職員の方たちが出入りする駐車場の、入口のところだよ｡あそこに白っぽい建物があるでしょう？いつもその辺りなんだよなぁ、誰かとすれ違うの。」</p>



<p>それを聞いて私はゾッとしました。</p>



<p>その白い建物とは、病院の建屋の奥の方に当たり、そこは霊安室が納められた建物です。<br>もしかして、運転手さんが夜中に見かける人たちって…</p>



<p>私は怖くなって、車窓を眺めていた目を伏せると、あることを思い出したんです。</p>



<p>その霊安室の近くには､女子職員の仮眠室が幾つかあるんです｡<br>その中で、最も霊安室に近い奥の方の仮眠室がやばい、という漠然とした噂が病棟内にありました｡<br>（なにがやばいのか…？）なんて私は思っていましたが､タクシーの運転手さんの話を聞いて、何となくそれが分かった気がします｡</p>



<p>「でもね…」</p>



<p>と言って、運転手さんは話を続けます。</p>



<p>「そのお年寄りとか女の人を見ても、不思議と怖いとかは思わないんだよなぁ～｡あれ？誰かいたよな？こんな時間に？おかしいなぁ、って思うだけで｡」</p>



<p>そんな風に話す運転手さんに、</p>



<p>「その白い建物って、霊安室が入ってるんですよ」</p>



<p>と私が言うと、運転手さんはただ､やっぱりそうだったのかぁ、とだけ呟きました。</p>



<p>深夜の2時頃、病院の前に現われる人達って、一体誰なのでしょうか…結局は謎のままです。</p>



<p>ところで、この運転手さんのタクシーに乗り込んで病院から出た時、タクシーの車窓から見えた病院の門、その近くにいた女の人って・・・</p>



<p>その日はあまり考えないようにしながら眠りました。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「優しいワンちゃん」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 Jul 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[いい話]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[動物]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：TAKEJIN さん（53歳/男性/広告デザイナー）体験場所：千葉県四街道市 母は、私が3歳の頃に病気で亡くなりました。若干26歳という若さでした。それからは職人である父と二人きり、父子だけで小学3年生まで生活し [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-2819524009" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：TAKEJIN さん（53歳/男性/広告デザイナー）<br />体験場所：千葉県四街道市</div>


<p>母は、私が3歳の頃に病気で亡くなりました。<br>若干26歳という若さでした。<br>それからは職人である父と二人きり、父子だけで小学3年生まで生活していました。</p>



<p>亡き母との思い出は、ハッキリと連続した記憶はないものの、点の記憶として、日常での母との日々を不思議とたくさん覚えています。その思い出の一つ一つ全てが、亡き母の沢山の愛情を感じられるものばかりです。<br>私が50歳になった今でも、3歳までの母との思い出が鮮明に思い浮かぶというのも、わずか3年という短い間だけでも、どれだけの愛情を注いでくれたのかが分かります。</p>



<p>先述で、父と二人きりの生活は小学3年生までとお伝えしましたが、丁度、私が小学4年生に上がる前に、父は再婚しました。</p>



<p>相手の方には、娘が二人いました。</p>



<p>正直、私は父の再婚に反対でした。<br>お金は潤沢ではありませんでしたが、その時の生活に不満はなく、父との関係も良好だったからです。</p>



<p>しかし、父は職人でした。家事を任せられる伴侶がいれば父は仕事だけに集中出来るのでは、との思いから、私は父の再婚を肯定しました。</p>



<p>継母は明るい方で、大きな声で笑う陽気な人だったので、私も直ぐに馴染めると思っていました。<br>しかし、再婚してからというもの、継母の裏の顔が徐々に垣間見えるようになりました。</p>



<p>父と私の関係に嫉妬し、父のいない時には罵詈雑言を浴びせられ、私と父の関係を壊していきます。<br>全てにおいて自分の連れ子を最優先し、私はいつもないがしろにされていました。</p>



<p>でも、父の前では良き母を装うため、私は父に相談することも出来ず、「私には頼る人もいない…」と、孤立無援の絶望を感じ、毎日泣いている日々を過ごしていました。</p>



<p>そんな時、ある出来事があったのです。</p>



<p>冬の寒い雨の日の事でした。</p>



<p>泥まみれの見知らぬ子犬が一匹、ポツンと庭で震えていたのです。</p>



<p>継母達は買い物に出ており、家にいたのは私と父だけ。<br>私たちは直ぐに震える子犬を抱きかかえ、風呂場で体を洗った後、タオルに包んでストーブの前で抱いていました。</p>



<p>帰ってきた継母は、子犬を見て、あまりいい顔をしませんでした。<br>ですが、父がいいと言うならと、その子犬を飼うことを了承してくれました。</p>



<p>それから数か月が経つ頃には、子犬は立派な成犬となっていました。<br>不思議なのは、ご飯を上げるのはいつも継母だったにも関わらず、何故か犬は私や父にばかり懐いていました。</p>



<p>我が家に犬が来たからといって、継母と私の関係が変わるわけでもありませんでした。<br>むしろ、犬が懐かない事で継母は余計に苛立っている様にも見えました。</p>



<p>それからと言うもの、私の孤独で薄ら寂しい心は、このワンちゃんによって救われるようになりました。</p>



<p>継母の事で落ち込んでいると、何故かいつも私の横に来て、スリスリしてくれたり、ペロペロしてくれたりして励ましてくれました。まるで、心から私を心配してくれて「大丈夫？」と、声を掛けてくれている様に感じました。</p>



<p>継母から不条理な怒りをぶつけられている時には、継母に対して一生懸命に吠えるのです。まるで、私のことを「いじめるな！」。そう怒ってくれている様に感じました。</p>



<p>私が布団の中で泣いていると、部屋に来て私が泣き止むまでジッと傍にいてくれます。</p>



<p>そのどれもが、私のことを優しく包み込んでくれている、そんな温かい感覚にさせてくれるのです。</p>



<p>そんな日々が1年ほど続いていました。<br>気が付くと私は、「このワンちゃんがいるから私は孤立無援ではない」そんな風に思えるようにまでなっていました。</p>



<p>そんなある日、継母が内臓疾患で緊急入院、大きな手術をすることになりました。</p>



<p>苦手な継母とはいっても、生死が掛かった重大な出来事です。<br>毎日の様に家族で病院に通い続け、その間、継母を激励している自分がいました。</p>



<p>ここまで変われたのは間違いなくワンちゃんのおかげです。<br>もしワンちゃんと出会っていなければ、私は継母が入院した時に、良くない思いを抱いていたかもしれません。<br>全てはワンちゃんとの出会いから私は変わっていけたのです。</p>



<p>家族の献身があってか、継母の手術は無事に成功し、入院してから三カ月後には退院することが出来ました。</p>



<p>退院後、無事に継母は自宅に帰ってくると、大粒の涙を目に溜めて私を抱き、「今までの振る舞いを許してほしい」と、謝罪してくれたのです。<br>三カ月という時間が冷却期間となって、継母の思いも変化したようでした。</p>



<p>それからというもの、家族にも笑顔が増え、継母との関係も日々改善していきました。</p>



<p>そんな時でした。<br>一家和楽を見届け、安心したかの様な寝顔を残したまま、突然ワンちゃんは亡くなりました。</p>



<p>私の孤独を救ってくれたワンちゃんとの、突然の別れに耐え切れず、悲しみに明け暮れ、落ち込む日々を送っていた私に、ある時、寡黙な父がこう語りかけてきました。</p>



<p>「もしかしたらあの犬は、おまえのお母さんだったのかも知れないね。本当なら来世に生まれ変わる準備をしている時に、お前があまりに元気がなかったから、お母さん心配して、ひと時だけ犬に生まれ変わって目の前に現われてくれたのかもしれない。それで、お前が（もう大丈夫！）って思える時まで、一緒にいてくれたんじゃないかな…」</p>



<p>本当にそうだと思いました。<br>そうでなければ辻褄が合わないような事も沢山ありました。</p>



<p>「もう大丈夫！」って、私が立ち直ることが出来たから、お母さんは使命を全うして静かに亡くなっていったんだ。そう思ったのです。</p>



<p>生まれ変わりに関しては賛否両論あるかもしれません。<br>それでも私は信じたいです。</p>



<p>実際に不思議な体験をした者として、そして、母との再会で変わることが出来た人間として。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「夕焼け小焼け」心霊怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 May 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[海・川・湖・ダム]]></category>
		<category><![CDATA[小学生]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：まりー さん（女性/27歳/理学療法士）体験場所：千葉県Ｋ市 私は千葉県のＫ市で夫と2人暮らしをしています。休日は旦那さんと散歩をするのが最近の日課です。特に川辺を歩くのがお気に入りでした。 その日も、いつものよ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-2193811130" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：まりー さん（女性/27歳/理学療法士）<br />体験場所：千葉県Ｋ市</div>


<p>私は千葉県のＫ市で夫と2人暮らしをしています。<br>休日は旦那さんと散歩をするのが最近の日課です。<br>特に川辺を歩くのがお気に入りでした。</p>



<p>その日も、いつものように旦那さんと川辺を歩いていました。</p>



<p>「今日もいい天気だねー♪」</p>



<p>なんて、何でもない会話をしながら穏やかな川の流れを見て、のんびりと散歩していたんです。</p>



<p>ふと川岸に視線を移した時、ある物に目が留まりました。</p>



<p>それは川岸に張られたフェンスの前、そこに沢山の花束や折り鶴が手向けてあったんです。</p>



<p>（あぁ、ここで誰か亡くなったんだろうな…かわいそうに）</p>



<p>私は即座にそう思いました。<br>でも、あまりずーっと見ていたり、憐れんでいると、憑いて来てしまうと聞いたことがあったので、私はスッと視線を移し、そのまま前を素通りしました。</p>



<p>何事もなかったように会話を続けようとしたのですが、ふと隣を見ると旦那さんがいません。<br>直ぐに後ろを振り返って私は驚きました。</p>



<p>旦那さんは、先程の沢山の花束の前で手を合わせ、頭を垂れて拝んでいたんです。</p>



<p>その姿を見た時、なぜか分かりませんが、背筋が一瞬ゾクっとしました。</p>



<p>「そういう事すると、ついてきちゃうよ！」</p>



<p>と、私は旦那さんの腕を引っ張って、逃げるようにそこを後にし、足早に家に帰りました。</p>



<p>その日は一日、何となく気味の悪い心持ちで過ごました。<br>その夜のことです。</p>



<p>「あはは、面白いねー。」</p>



<p>なんて、すっかり昼間のことも忘れ、バラエティ番組を旦那さんと一緒に見ながら過ごしていた時です。</p>



<p>不意に『バチッ』と照明の電気だけが消えたんです。</p>



<p>「ぎゃー！！」</p>



<p>突然の暗闇に思わず叫んでしまったのですが、テレビだけは変わらずピカピカと光っているのが妙に不気味に見えました。</p>



<p>「え？停電？」<br>「でも、テレビついてるよ？」</p>



<p>我が家の照明は壁にあるスイッチでしか消すことが出来ないですし、当然、私も旦那さんも座ってテレビを見ていたので、スイッチには触れていません。</p>



<p>それなのに、勝手に照明だけが突然消えたのです。<br>今の家に住み始めてから初めての事でした。</p>



<p>旦那さんが恐る恐るスイッチを見にいくと、</p>



<p>「あっ・・・」</p>



<p>やっぱりスイッチは『OFF』の方に倒れていました。<br>誰かが押したことになります。</p>



<p>「もう・・・寝よう・・・」</p>



<p>私も旦那さんも怖くなって、直ぐに寝る準備をして、そのまま布団に入り込みました。</p>



<p>それから数分が経った頃でした。</p>



<p>「ブゥー…ブツッ…ブツッ…ブツッ…」</p>



<p>不意に窓の外から無線が途切れるような音が何回か聞こえた後、</p>



<p>「ブツッ・・・タンタンタンタン♪タンタンララ～♪」</p>



<p>そのまま防災行政無線の『夕焼け小焼け』が流れ始めたんです。</p>



<p>時刻を見ると夜中の23時。<br>夕刻に外で遊んでいる子供たちの家路を促す『夕焼け小焼け』が、こんな時間に流れるはずがありません。</p>



<p>「え？え？！何？なになに！！怖い怖い！」</p>



<p>と、あからさまに取り乱す私を他所に、必死に冷静さを保とうとしている旦那さんが、</p>



<p>「も、もしかしたら、何かの手違いかもしれないよ。つ、Twitter見たら、ほ、他に聞いてる人も、い、いるかもしれないよ…」</p>



<p>と、震える声で言いました。</p>



<p>直ぐに2人して血眼になってTwitterで検索しましたが、そんな呟きはただの一件もヒットしません。</p>



<p>つまり、恐らく私たち2人しか聞いていないのかもしれない…</p>



<p>そんな私たちの不安を煽りながら、外から聞こえる『夕焼け小焼け』は徐々にフェードアウトするように小さくなり、やがて聞こえなくなりました。</p>



<p>その日は怖くて眠ることが出来ず、よく分かりませんがとりあえずお互い塩を掛け合い、玄関に盛り塩もして、二人して震えながら夜を明かしました。</p>



<p>次の日、ご近所さんに昨晩の出来事を話してみると、</p>



<p>「え？夜中？防災行政無線？！鳴るわけないじゃない！夜中は市役所に人もいないだろうしね～」</p>



<p>そう言って笑われてしまいました。</p>



<p>（やっぱり、私達しか聞いてない…）</p>



<p>そう思って動揺していると、ご近所さんは続けて「そうそう、それと知ってる？」と言って、ある話をしてくれたのですが、それは正に昨日、川岸のフェンスに手向けられていた花束の由縁についてのことでした。</p>



<p>それは最近、近所の小学校が終わった放課後のことだったそうです。<br>小学生の女の子が友人と一緒に、立ち入り禁止の看板が立っていたにも関わらず『あの川』に入ってしまい、そのまま溺れて亡くなってしまったということでした。</p>



<p>ゾッとしました。</p>



<p>夕刻17時に鳴る防災行政無線の『夕焼け小焼け』。<br>女の子に手向けらた花束に旦那さんが手を合わせたその夜、それが私たちにだけ聞こえるように流れたのです。</p>



<p>それはまるで、</p>



<p>「私はこの時間に死んじゃったんだよ」</p>



<p>女の子がそう教えてくれているような気がしました。</p>



<p>そう思った時、もちろん怖いという気持ちもありましたが、それ以上に、川で溺れた幼い女の子はもっと怖かっただろうな、と、可哀そうで、切ない思いが込み上げてきました。</p>



<p>これからは、道端や川岸で手向けられている花束や折り鶴を見かけた時は、心の中で冥福を祈り、間違っても冷やかしで拝んだりしてはいけないと、強く心に決めた体験になりました。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「音の記憶」不思議怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Jan 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[いい話]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[先生]]></category>
		<category><![CDATA[音・声]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：幻中六花 さん（40歳/女性/校正士）体験場所：千葉県 高校時代、私は地元北海道の学校で吹奏楽部に所属し、サックスを担当していました。 当時、周りの友人が次々と受験戦争に臨んでいく中、自分に甘い私はというと、人と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-2765609441" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：幻中六花 さん（40歳/女性/校正士）<br />体験場所：千葉県</div>


<p>高校時代、私は地元北海道の学校で吹奏楽部に所属し、サックスを担当していました。</p>



<p>当時、周りの友人が次々と受験戦争に臨んでいく中、自分に甘い私はというと、人と競争することを早々に諦め、体験入学に参加するだけでほぼ合格が確定する音楽の専門学校に進学することを決めていました。</p>



<p>部活の引退後は、専門学校に入学して上京するまでの間、私は街で有名なサックス講師に従事し、テクニックを磨いていました。</p>



<p>先生は、私の両親より少し年上の男性でした。</p>



<p>有名アーティストのバックバンドでも演奏したりしている人なのに、そんなことを決して鼻に掛けることもなく、音楽のこと以外でも何でも相談できる優しく頼りになる人でした。</p>



<p>自分の生徒をよく褒め、発表会なんかでも頃合いを見計らって生徒をステージに立たせてくれる、そんな素晴らしい人柄であったため、誰からも好かれ、尊敬され、先生の周りにはいつも沢山の人がいました。</p>



<p>少し時間を進めますが、私は専門学校へ入学して上京後、自分のわがままで専門学校を辞めて、地元に都落ちしました。</p>



<p>そうして再び北海道に戻った頃、先生は変わらずサックス教室で楽器を教えていましたが、他にもジャズバーをオープンし、夜はそこのマスターとして働いていました。</p>



<p>基本的には先生が作ってくれるお酒を飲みながら、店内に流れるジャズを楽しむお店なのですが、演奏したい人がいれば自由に演奏させてくれるという、先生の人の良さで成り立っているお店といっても過言ではありませんでした。</p>



<p>私はというと、その頃はアルバイトをしながら夜はアコースティックギターでストリートライブをしたり、『自分が楽しければいいや』というような生き方をしていました。</p>



<p>北海道の冬、夜のストリートライブはかなり体に堪えます。外の気温はマイナス10度。地元の人でも長時間の外出は避けたくなる寒さです。それでも私が路上で歌うのは、ただただ楽しかったから。</p>



<p>そんな自分勝手な生活を送る私にも、先生は歌う場所を提供してくれたり、「寒くなったら店に来い。コーヒーくらいタダで飲ませてやる」と言ってくれたり、必要な時は駐車場も貸してくれました。<br>そこまでしてもらえる程、私は先生の元でサックスを頑張っていたわけではありません。本当に人がいいのです。</p>



<p>ですがそれから数年後、私はまた自分のわがままで、今度は千葉に行ってしまいました。</p>



<p>それ以来、先生ともめっきり会う機会がなくなりました。<br>連絡するといっても、SNSで誕生日にお互いお祝いの言葉を贈るくらいで、ほとんど顔を見ることもなくなりました。</p>



<p>それからあっという間に15年が経った頃、私は音楽とは何の関係もない仕事に就いていました。<br>書かれた文字の間違いを見つける、いわゆる『校閲』という仕事ですが、それはそれで誇りを持って働いていました。</p>



<p>そんなある日のことです。</p>



<p>紙とペンを相棒に、いつものように机に向かい仕事をしていた時、ふと、高校3年生の頃、先生の下でサックス発表会に参加した時の映像が、突然私の頭の中に浮かんできました。</p>



<p>その映像とは、当時私がステージに立って演奏しているところを、客席から実際に撮影したホームビデオのものでした。</p>



<p>なぜそんな懐かしい映像が突然頭の中で再生されたのかは分かりません。ただ、私は知らず知らずその曲を口ずさんでいて、その軽快なリズムでペンを走らせていました。</p>



<p>時刻はちょうどお昼の12時くらい。<br>当時の曲をリフレインしていたのが効果を発揮したのか、私は驚くほど仕事に集中していました。</p>



<p>「やば！お昼ご飯食べなきゃ！」</p>



<p>気が付いた時には大分時間が経過していて、目の前の仕事をキリのいいところで切り上げると、私は急いでランチへと向かいました。</p>



<p>一度思い浮かんだ音楽が、一日中あたまの中を流れ続けることはよくありますが、正にその音楽もそうでした。お昼を食べ終わっても、私の頭の中はあの時の懐かしい曲でいっぱいでした。そのおかげで午後の作業もとても集中でき、その日はだいぶ仕事がはかどりました。</p>



<p>その後、意気揚々と帰路に付き、家に帰って晩ご飯を食べている時のことでした。</p>



<p>何気なくSNSを開くと、沢山の投稿の先頭に、先生の投稿がありました。</p>



<p>「あまりSNSを更新することがない先生が、珍しいな…」と思いながら、私はその投稿を読みました。</p>



<p>そして私は気が付いたのです。<br>その投稿は、先生の息子さんが、先生のアカウントを使って投稿したものだと。</p>



<p>『本日お昼頃、病気療養中だった父が、永眠いたしましたことをお知らせ致します。』</p>



<p>「…え…？先生が…亡くなった……？」</p>



<p>突然の知らせに私は自分の目を疑いました。<br>次に今目にしている文章を疑い、他の人は一体何をリプライしているのか漁り見ました。</p>



<p>すると、先生を慕っていた多くの人が悲しみの声を上げていました。その悲痛は文章からも伝わってくるものばかりでした。</p>



<p>「私は…知らなかった。先生が病気だったことなんて…知らなかった」</p>



<p>ショックでした。</p>



<p>先生が亡くなられた悲しみもそうですが、あれだけお世話になっておきながら、どうしてこんなにも長い間、先生に会いに行かなかったのか、薄情な自分に怒りが込み上げました。</p>



<p>あの日、突然頭の中で再生された発表会の映像。<br>もしかしたらあれは、先生の魂が最後に私に見せてくれたものなのでしょうか…<br>頭の中に映像が再生された時刻は、正に先生が息を引き取ったのと同じお昼のこと。</p>



<p>先生が私のことを覚えてくれていて、気にかけてくれていて、最後に挨拶に来てくれたのかと思えば思うほど、私は最後まで先生に顔を見せることもなく、好き勝手やっていたんだなと、自分が悲しくなりました。</p>



<p>私の他にも沢山の教え子を持っていた先生が、私のところにも来てくれたことに、「ありがとうございます」と言いたいけれど、もう伝えることもできません。</p>



<p>先生、私は元気です。<br>今もまだ、先生から習ったサックスを吹いていますよ。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「残兵の一撃」心霊怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Dec 2021 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：爪痕三 さん（30代/男性/広告デザイナー）体験場所：千葉県Ｍ市 それは私が高校生の頃、冬の時期だったと思います。友人４人でボーリングに行った帰りの出来事です。 夜の11時頃でしょうか。いつもつるんで遊んでいた私 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-1166611506" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：爪痕三 さん（30代/男性/広告デザイナー）<br />体験場所：千葉県Ｍ市</div>


<p>それは私が高校生の頃、冬の時期だったと思います。<br>友人４人でボーリングに行った帰りの出来事です。</p>



<p>夜の11時頃でしょうか。<br>いつもつるんで遊んでいた私たち４人は、その日もボーリング帰りにバイク２台にタンデムして、前後に並んで走行していました。私は前方を走るバイクの後ろに乗っていました。</p>



<p>目的地の友人宅まであと2キロくらいの辺りで、いつも通り大通りから小道に曲がり、そのまま街灯の少ない田んぼ道に入って行きました。</p>



<p>ひと気のない夜中の田んぼ道はとても静かで、バイクに乗りながらでも、私たちの会話する声がどこまでも響くように感じていました。</p>



<p>そんな時でした。<br>その先にポツンと光る街灯の下あたりに、道のど真ん中に立つ男性の姿が目に入ったんです。</p>



<p>私は直ぐに運転している友人に「前見て！人がいる！」と知らせました。</p>



<p>友人も気付いていたのでしょう。<br>少し減速してゆっくりと男性の前を通り過ぎようとしました。</p>



<p>すると突然、その男性は持っていた１mくらいの棒のようなものを振り上げたかと思うと、そのまま私たちに向けて振り下ろしてきたのです。</p>



<p>「え！？ちょちょちょ！！！」</p>



<p>とっさに友人はハンドルを切り男性を避けるようにかわしました。</p>



<p>その時、私はハッキリと男性の姿を見ました。</p>



<p>旧日本軍のような帽子を被り、緑色の軍服を着た男。<br>その振りかざした棒らしき物をよく見ると、狩猟で使うような長い銃で、その取手部分の方を先にして振り落としていたのです。</p>



<p>先頭を走行していた私たちは、その一撃をかわした後、すぐに後方の友人バイクに目をやりました。</p>



<p>そこに軍服姿の男は居ませんでした。</p>



<p>「え！？」っと驚いたまま、私たちは後方から走ってくる友人達のバイクを見ていました。</p>



<p>すると、その友人たちのバイクも、何かを避けるようにして慌ててハンドルを切ったのが分かりました。</p>



<p>「あそこ…何かいるのか…？」</p>



<p>通り過ぎた後には男の姿は見えませんでしたが、後方を走る友人バイクも私たちと同じ場所で何かをかわしたのは確かです。</p>



<p>とにかく私たちはアクセルをふかし、急いでその場を離れたんです。</p>



<p>友人の家に到着した後も、先程の体験が信じられず、私たちはすっかり震え上がっていました。</p>



<p>後方を走っていた友人たちも、やはり男性に襲いかかられたと言っていました。<br>しかもそれが、軍服を着た男だったことを二人ともしっかりと見たと言います。</p>



<p>一体あれは何だったのか？<br>考えて分かるような類のものではないことは、私たち全員が理解していました。</p>



<p>すると、一人の友人がこんなことを言い出したのです。</p>



<p>「さっき走っていた田んぼってさ、脇の方に戦時中に使われていた防空壕が幾つかあるの、知ってる？そのほとんどが今では農器具とかの保管場所になってるんだけど…一つだけ、なんにも使われていない防空壕があってさ。なんでか分からないんだけど、そこには今も常にお供え物とかが置かれててさ…その防空壕があるのが、さっき俺たちが襲われた場所、丁度あの辺りなんだ…」</p>



<p>私たちは息が止まったみたいに暫く黙り込んでしまいました。</p>



<p>私たちが見たものは、その防空壕にまつわる旧日本軍の亡霊だったのでしょうか？</p>



<p>だとしても、なぜ私たちが…</p>



<p>その日はもう帰宅など誰も出来ず、友人宅にそのまま泊っていきました。</p>



<p>その翌朝のことでした。<br>別の友人から私の携帯に連絡がありました。</p>



<p>「昨日の夜中、事故死があったの知ってる？」</p>



<p>どうやら昨夜、見通しのいい田んぼ道で、道沿いの電柱に一台の車が突っ込んだのだそうなのです。</p>



<p>興奮しながらそう話す友人に、何だか嫌な予感がしたのですが、詳しい話を聞くと案の定、事故があったのはやはり、私たちが昨夜、軍服姿の男に襲われた場所でした。その車が突っ込んだ電柱というのが、どうやらあの男を照らしていた街灯の付いた電柱らしいのです。</p>



<p>車が突っ込んだ後の地面には、何かを避けようとしたようなブレーキ痕があったそうです。</p>



<p>警察では、深夜のことだから居眠り運転ということで処理されたようなのですが…<br>私たちは、絶対にそうではないと確信しています。</p>



<p>もしも私たちもあの時、男の振り落とした一撃をかわせていなかったら、そしてもし死んでしまっていたら、高校生の行き過ぎた悪ふざけとでも処理されてしまったのでしょうか…</p>



<p>思い出す度にゾッとする体験です。</p>
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