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	<title>道路にまつわる怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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	<description>怖い話（実話）｜恐虫リリー kowamushi-lily.com 『恐虫リリー』では怖い話（実話）の配信を行っております。心霊・都市伝説・怪談・人間・不思議・心霊スポット等、投稿頂いた実話体験談をご紹介しています。</description>
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	<title>道路にまつわる怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「夜釣り人」心霊怪談（埼玉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
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		<category><![CDATA[埼玉県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：深夜のアルミ缶 さん（30代/男性/会社員(営業職)）体験場所：埼玉県の国道140号線から外れた旧道 これは今から3年ほど前、11月の深夜に体験した出来事です。 当時、私は仕事のストレスが溜まっており、気晴らしに [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：深夜のアルミ缶 さん（30代/男性/会社員(営業職)）<br />体験場所：埼玉県の国道140号線から外れた旧道</div>


<p class="wp-block-paragraph">これは今から3年ほど前、11月の深夜に体験した出来事です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時、私は仕事のストレスが溜まっており、気晴らしによく友人と深夜のドライブに出かけていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その夜も、大学時代からの友人であるＳ（こいつは私と違って少しオカルト好きです）を私の車の助手席に乗せ、埼玉の秩父方面へと向かい走り出しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">深夜2時を回った頃だったと思います。<br>私たちは国道140号線を山梨方面へと向けて流していました。ご存じの方もいるかもしれませんが、秩父の夜道というのは独特の圧迫感があります。街灯が途切れると本当に真っ暗闇で、ヘッドライトの先以外は何も見えなくなるんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「せっかくだから、ちょっと脇道に入ってみようぜ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ｓがそんなことを言い出しました。<br>別に肝試しをするつもりはありませんでしたが、一本調子の国道に飽きていた私も、「まあ、ダムの方でも回って帰るか」とハンドルを切りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">国道から外れたそこは、荒川の上流沿いを走る古い県道のような道でした。舗装はされていますが、車一台がやっとすれ違える程度の道幅しかなく、左手は切り立った崖（下が川）、右手には鬱蒼とした杉林が続いていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">車内ではスマホをBluetooth接続して音楽を流していましたが、電波が悪くなったのか、突然音がブツブツと途切れ始め、雰囲気も悪いのでオーディオを切りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タイヤが砂利や落ち葉を踏む音だけが車内に響きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「……なぁ、あそこ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">急にＳが声を潜めて前方を指さしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハイビームの先、緩やかな左カーブのガードレール付近に、誰か立っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こんな深夜の山奥に人がいるはずがない。最初は看板か何かだと思いました。<br>しかし、車が近づくにつれて、それが間違いなく「人間」の形をしていることが分かりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">服装は少し汚れたグレーの作業着のような上下。背格好からして小柄な男性か、あるいは年配の女性のようにも見えます。その人物は、ガードレールから身を乗り出すようにして、谷底の暗闇（川の方）をじっと覗き込んでいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夜釣りでもしているのか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">一瞬そう思いましたが、すぐに違和感に気づきました。<br>その人物の手には釣り竿がないのです。<br>その代わりというか、何か「赤い紐」のようなものを素手で握りしめていて、それがガードレールの下、真っ暗な崖下へ向かってピンッと張っているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「おい、なんかヤバくないか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ｓの声が震えていました。<br>私も本能的に「関わってはいけない」と感じ、アクセルを少し踏み込みました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その人物の横を通り過ぎる瞬間、私はどうしても気になって、チラリと横目で見てしまいました。<br>両手で赤い紐を握り、まるで井戸の水を汲み上げるように、一定のリズムで手繰り寄せていました。シュッ、シュッ、と、紐が擦れる音が聞こえるような気がしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それがあまりに気味悪く、急いで通り過ぎようとすると、車のライトが一瞬その人物の横顔を照らした時、私は心臓が止まりそうになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔が、ないんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いや、正確には「のっぺらぼう」とかそういう類のものではありません。<br>顔の皮膚が極端に垂れ下がっているというか、溶けているというか……目や鼻の位置が判別できないほどグチャグチャに崩れていたんです。ただ、口と思われる部分だけが大きく裂けていて、そこがニタニタと笑っているように見えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「うわあああああ！！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">隣でＳが絶叫しました。<br>私は無我夢中でアクセルをベタ踏みし、その場から一気に走り去りました。<br>バックミラーを見るのが怖くて、ひたすら前だけを見て走り続けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「見たか！？ 今の見たか！？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">青ざめた顔のＳはそう繰り返すばかり。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「何釣ってたんだよあいつ！ 紐の先に何か付いてたぞ！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ｓが言うには、私たちが通り過ぎる瞬間、その人物が紐を一気に引き上げ、その先に「犬くらいの大きさの、黒くて濡れた塊」がぶら下がっていたのが見えたというのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局、私たちは逃げるように山を下り、コンビニの明かりが見えたところでようやく車を停めました。二人とも冷や汗でびっしょりでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">改めてお互いが見たものを確認し合うと、私が「顔が崩れていた」と言うのに対し、Ｓは「顔は見なかったが、紐の先の塊が微かに動いていて、人の手足が生えているように見えた」と言い、それが余計に薄気味悪く感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">翌日、私は昨晩のことがどうしても気になり、車のドライブレコーダーを確認しました。私の車には前後撮影できるタイプのドラレコが付いています。<br>PCにSDカードを読み込ませ、あの山道を走っていた時間のファイルを探しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">映像には、確かにあの場所が映し出されました。<br>緩やかなカーブ、ヘッドライトに照らされたガードレール。<br>そこまでは昨夜見た光景と変わりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、そこには誰の姿も映っていませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちが「うわっ！」と声を上げて加速する挙動は記録されているのに、肝心の「作業着の人物」だけが、まるで最初からいなかったかのように映像に残っていないのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「やっぱり幽霊だったのか……」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう思ってブラウザを閉じようとした時、音声データに異変があることに気が付きました。<br>私たちがカーブを通り過ぎる直前、車内の会話や走行音に混じって、非常に低い、ノイズのような音が入っていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ボリュームを上げて、ヘッドホンで聞き直してみました。<br>ザザッ……というノイズの裏で、男とも女ともつかない、しわがれた声がはっきりとこう言っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『……おもい』</p>



<p class="wp-block-paragraph">「重い」なのか「想い」なのかは分かりません。<br>ただ、その声を聞いた瞬間、全身に鳥肌が立ち、すぐにデータを削除しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">映像には映らないのに、声だけが録音されている。<br>逆にそれが、あそこにいた人物が生身の人間ではなく、この世ならざるモノだったという証拠のように思えてなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の個人的な見解ですが、あの辺りは昔から水難事故が多い場所だと聞きます。あの人物は、川で亡くなった誰か、あるいは亡くなった誰かを延々と引き上げようとしている「残留思念」のようなものだったのではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ｓが見たという「手足の生えた黒い塊」が何だったのか、今となっては確かめる術もありませんし、二度とあそこへ行くつもりもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、一つだけ確かなことは、秩父のあのカーブで、夜中、私たちが「何か」を見たということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もし皆さんが秩父へドライブに行く際は、国道から外れた細い脇道には十分気をつけてください。ガードレールの向こう側から、赤い紐が伸びているかもしれませんから。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「山道のカーブ」心霊怪談（宮崎県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 May 2024 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[山]]></category>
		<category><![CDATA[車・バイク]]></category>
		<category><![CDATA[宮崎県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：小鞠のあ さん（30代/女性/パート）体験場所：宮崎県都城市山之口 青井岳 私が20歳になったばかりの頃のお話です。 私は専門学校を卒業後、宮崎県宮崎市のお隣にある都城市に就職で引っ越しました。 初めての仕事は覚 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：小鞠のあ さん（30代/女性/パート）<br />体験場所：宮崎県都城市山之口 青井岳</div>


<p class="wp-block-paragraph">私が20歳になったばかりの頃のお話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は専門学校を卒業後、宮崎県宮崎市のお隣にある都城市に就職で引っ越しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">初めての仕事は覚えることも多く、あの頃とても大変だったことを今も覚えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">仕事が終わると私は宮崎市内にいる友人のところによく遊びに行っていました。<br>専門学校時代は宮崎市の学校に通っていたため、宮崎市には友達が沢山いたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日も仕事を終えて、とても疲れていましたが、宮崎市にいる友達の所に行く約束をしていたので、私は1度家に帰って支度をして、それから車で家を出ました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">疲れのせいで少し面倒という気持ちもあり、何より運転の心配もありましたが、「明日は休みだし、ゆっくり行けば大丈夫か。」と、いつものように宮崎市に向かって車を走らせました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">山之口から田野町まではカーブが多い山道で、それに街灯も少ないため、普段の私なら少し気味悪がりながら運転していたのですが、その日は仕事終わりで明日が休みという解放感もあり、少しウキウキした気持ちで車を走らせていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">山之口を抜けて青井岳に入る頃でした。<br>ふと何かの気配を感じたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">車を走らせていると、道の端々に一瞬だけ何か白っぽいものが映るような感じがして、その気配のせいなのか私は少し体が強張るのを感じました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「山道のカーブ」心霊怪談（宮崎県）-1" class="wp-image-6497" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「気のせい、気のせい。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう自分に言い聞かせるようにして音楽のスイッチを入れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後も目の端々に映る白っぽい何かは、青井岳を抜けるまでの間、まるで私の車に着いて来るかのように現れ続けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">青井岳を過ぎてようやくその気配が消えた頃、やっと肩の力が抜けて、改めて今の初めての体験を「何だったんだろう…」と振り返る余裕が出来ました。が、結局考えて分かることでもないので気にするのはやめ、そのまま宮崎市に向けて車を走らせ続けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それから間もなくして、「もうすぐ田野町だなー」と、最後のカーブを曲がろうとハンドルを傾けた時でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然目の前が真っ暗になったんです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「山道のカーブ」心霊怪談（宮崎県）-2" class="wp-image-6498" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-2-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「え！？」と何が起きたのか考える間もなく次の瞬間、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「危ない！！！」</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「山道のカーブ」心霊怪談（宮崎県）-3" class="wp-image-6499" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-3-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">という大きな声が聞こえたと同時にハンドルがグッと引き戻されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると目の前の暗闇はいつの間にか晴れていて、その変わり見えてきたのは、今まさに山の斜面への突撃をギリギリのところで回避している最中の光景でした。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「山道のカーブ」心霊怪談（宮崎県）-4" class="wp-image-6500" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2024/03/yamamitinoka-bu-4-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">すぐに車のスピードを弛めました。が、その場で車を停車させるのも嫌で、私はそのままゆっくりと車を走らせ続けたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハンドルを握る手が震えるのを抑えながらも、心臓が爆発しそうなぐらいドキドキしているのが分かりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「あのままカーブを曲がっていたら、山の斜面にぶつかっていたよね･･･。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">他にもいろんなことが頭をよぎり、「最後のカーブを曲がった時、私はハンドルを切り過ぎていたのか？」「それに一瞬だけ目の前が真っ暗になったのは何？」「ハンドルを引き戻したのは誰！？」等と、色々な疑問が頭の中を駆け抜けましたが、今はそれよりとにかくその場から少しでも早く離れたいと、私は必死で車を走らせ続けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのまま友人宅に到着し、私は友人と会うや否や堰を切ったように先ほどの体験を話しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時になってやっと思い出したのですが、私は1人で車を走らせていたはずなのに、あの時「危ない！！！」と声を掛けてくれた誰かがいました。<br>あれは一体誰だったのか？もしかしたらその存在がハンドルを引き戻してくれたのか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜそんなふうに思うのかと言うと、あの声のことを思い出すと怖いというよりはどこか安心するような落ち着くような、それになんだか聞き覚えのあるような、そんな声だったと感じるんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あれから時が経ち30代になった今も、あの体験については全く謎のまま。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、もしもあのまま山の斜面に突っ込んでいたら、私は既にこの世にいなかったのかもしれない・・・そう思うと、今でもゾクリと寒気がしますし、あの時聞こえた声の主に感謝するばかりなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">とても怖くて、不思議な体験でした。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「後部座席の女」人間が一番怖いと思う話（東北地方）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Nov 2023 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[車・バイク]]></category>
		<category><![CDATA[女性]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：ゆいぽん さん（20代/女性/会社員）体験場所：東北のとある高速道路 私が4歳頃のことです。 私はよく覚えていないのですが、母から聞いた私たち家族の体験談です。 我が家は以前、東北地方に住んでいました。 当時、父 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：ゆいぽん さん（20代/女性/会社員）<br />体験場所：東北のとある高速道路</div>


<p class="wp-block-paragraph">私が4歳頃のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はよく覚えていないのですが、母から聞いた私たち家族の体験談です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">我が家は以前、東北地方に住んでいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時、父の仕事が休みの日などは、家族で車に乗って色んなところに出掛けていたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">中でも父の好きが高じてか、東北中の温泉を巡ることが特に多かったようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時も温泉旅行からの帰り道だったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">温泉で体も暖まっていて、旅の疲れもあったせいか、私は後部座席で、母は助手席でウトウトと眠っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため車内はとても静かで、その時は父も大分眠かったと聞いています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時、夢うつつの母がふと目を開けて、そのまま前方に目をやると、何やら異様な視線を感じたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">前に目を凝らすと、前方車両の後部座席から、満面の笑み浮かべて私たちの車を見ている女がいたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">女の口はまるで裂けているかのように端を大きく広げて笑っており、その不気味な表情をただただコチラに向けています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">全身から血の気が引くのを感じた母は、これはおそらく普通のヒトではないと直感したそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「スピードを落として！出来るだけあの車から距離をとって！なんだか嫌な予感がするから…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">母はすぐに前方車両を指差し父にそう伝えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜ急にそんなことを？」と妙なリクエストに驚いた父も、突然目を覚ましたかと思うと恐怖の色を浮かべてそう訴える母を見て、不測の事態を察し、ハンドルを切って別車線に移動すると、ゆっくりとブレーキを掛けました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先程の車から10台分以上の距離をとると、改めて父は母に理由を訪ねたそうですが、「今は運転に集中して」と、母はそれ以上何も語らなかったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">数十分後、先程まで私たちが走っていた車線の動きが鈍り始めました。<br><br>嫌な予感がしながら、別車線をそのまま進んでいくと、先ほどの車を先頭に、後方数台の車両が玉突き事故を起こしていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先頭車両からすぐ後ろ何台かはぺしゃんこになっていたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしも車線を変えず、後方にも下がらずあのまま走っていたら、最もひどく潰れていたのは私たちの車のはず。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時、父も母も青い顔を見合わせ、後ろで眠る私を見て安堵すると同時に鳥肌が立ったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">母は当時の事を今ではこう話します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もしかしたらあの日、あの女の人が見えたおかげで私たちは助かったのかもしれない。注意して運転するようにというお告げだったのかなぁ。ああ、生きてて良かった。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな体験談を聞かされて育った私ですから、車の助手席に乗る時はなるべく眠らずに前方に注意し、運転手にもちょくちょく声を掛けるようにしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今のところ私自身は後部座席の不気味な女に出会ったことはありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">出来れば会いたくないものですが、いざという時、事故に遭うくらいならその女が現れてくれた方がマシかもしれません…。</p>



<p class="wp-block-paragraph">みなさんも車を運転される際は、くれぐれも安全運転を心がけてくださいね。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「買い物帰りの幽霊」人間が一番怖いと思う話（東京都）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 Nov 2023 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[人間]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[女性]]></category>
		<category><![CDATA[東京都]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：nogajava さん（28歳/女性/会社員）体験場所：東京都千代田区神田 これは私がコロナ渦真っ只中の夏に実際に体験した話です。 さかのぼること3年前。コロナ渦の4月に初めて発令された緊急事態宣言が明けたばかり [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：nogajava さん（28歳/女性/会社員）<br />体験場所：東京都千代田区神田</div>


<p class="wp-block-paragraph">これは私がコロナ渦真っ只中の夏に実際に体験した話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さかのぼること3年前。<br>コロナ渦の4月に初めて発令された緊急事態宣言が明けたばかりの頃、自粛モードはその夏も続いたままでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">週末でもどこかに出かけることはなく、私は付き合っていた彼氏の家で過ごしてばかりいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時、私は四谷にある実家に住んでおり、そこから神田でルームシェアをして暮らす彼氏の家までは電車で10分ほど。ですが、コロナを恐れていた私は電車は使わず、30分ほどかけて自転車で彼の家に通っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その土曜日はとても暑く、私は日没を待ってから自転車を走らせ彼の家に向かいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひと気のない薄暗い道をペダルを漕いで30分、いつもの駐輪場で自転車に鍵を掛け顔を上げた時、すぐそこで信号待ちしていた女性の姿を見てゾクリと身が震えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔が見えないほど長く真っ黒な髪の毛、白装束を身に着け、その隙間から覗く青白い肌。正にTHE幽霊といった容貌の小柄な女性が、スーパーの袋のようなものを両手に持って、目の前の小さな歩道用の信号を待っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼女を見た瞬間ギョッとして一瞬体が強張りましたが、本能的に一刻も早くここから離れたいという衝動に突き動かされ、女性が待つ信号と交差する側の信号がチカチカと青点滅を始めたのを急いで渡り、道路を挟んだ向こう側の歩道に逃れることができました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">渡り切ると同時に信号が赤になり、私はホッとしてもう一度女性の姿を確認しようと振り返りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">道路を行き交う車の隙間から見えた女性は、ジーッと私の事を見つめていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目の前の信号が青になっているにも関わらず、横断歩道を渡ることはなく、さっきの場所に留まったまま反対車線の歩道にいる私を見ている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、顔だけがこちらを向いているのではないのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">女性はその体ごと私の方に向き直していたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">全身に鳥肌が立ちました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「次にこの信号が青になったら、こちらへ向かって来るかもしれない…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな恐怖に駆られ、急いで走り去ろうとすると、斜め前にいたサラリーマンの男性も目を真ん丸にしてその女性の方を見ていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「この男性にも見えているのか？ということは幽霊ではない？というか、どちらにしても怖すぎる」</p>



<p class="wp-block-paragraph">コロナ渦真っ只中だったこともあり、他人に話し掛ける事ははばかられ、私は男性に声を掛けずとにかく走ってその場から去りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今となってはあの女性が幽霊だったのか、それとも実在する人間だったのか、なぜ私を見つめていたのか、その真相は分かりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、後日気になったので色々と調べてみたのですが、幽霊という存在は基本的に手に物を持つことができないと言われているそうです。物を持とうとしてもすり抜けてしまい困難なのだそう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が見た女性は両手にしっかりとスーパーの袋のようなものを持っていたので、ということは実在する人間だったのではないかと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でもそれならそれで、恐ろしく長い髪に白装束、あの典型的な幽霊の姿は逆に気味が悪すぎます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それに人間だとしても、当然私にはあんな知り合いはいません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それなのになぜ、あの女性は私の事をジッと見つめていたのでしょうか。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「夜道のおじさん」不思議怪談（神奈川県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 01 Sep 2023 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[神奈川県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：バラバラ さん（30代/男性/自由業）体験場所：神奈川県川崎市 これは自分の中学時代の話です。 中学2年生の頃、自転車で塾へと向かう途中、暗くて人気のない道を通らなければなりませんでした。 週2回、塾のある夜、そ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：バラバラ さん（30代/男性/自由業）<br />体験場所：神奈川県川崎市</div>


<p class="wp-block-paragraph">これは自分の中学時代の話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">中学2年生の頃、自転車で塾へと向かう途中、暗くて人気のない道を通らなければなりませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">週2回、塾のある夜、そんな薄気味悪い辺鄙な道を通る度に、いつも同じ時間、同じ場所ですれ違う謎のおじさんがいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜこんな道を？」と最初の頃は思いましたが、もはや毎回の事なので、怖いとかそういう感覚はなく「この近所に住んでいる人なのかな？」くらいの印象で、ほとんど気にも留めていなかったです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですがある日、そのおじさんから、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「こんばんは」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、挨拶されたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自転車に乗っていたのと、ちょっとビックリしたのもあって、その最初の挨拶は無視してしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、それ以降は毎回すれ違う度に「こんばんは」と挨拶されるので、こちらもペコッと軽く会釈して返すようにしていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなやりとりが何度も続いていたある日、たまたま友人と二人で一緒に塾へ向かう事がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自転車に乗って友人と二人、例の薄暗い道を走っていると、いつものように謎のおじさんが現れて「こんばんは」と自分達に挨拶をしてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いつも通り自分は軽く会釈をして通り過ぎました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし友人は、そのおじさんの方を全く見向きすることもなく通り過ぎて行きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">塾に到着して友人に、さっき道ですれ違ったおじさんの挨拶をなぜ無視したのか聞くと、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そんなおじさんはいなかった」</p>



<p class="wp-block-paragraph">という返答が返ってきて驚きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（あんなにはっきりと挨拶されたのに？きっと見逃したのだろう…）と思うことにして、違和感はありましたが、その日はそれ以上友人に詰め寄ることはしませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それから数日が経っても、自分の中になんだかモヤモヤした気持ちが湧いていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この前の友人の一件で、いつもすれ違う謎のおじさんのことが、どうしても気になったからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日、同じ友人に「もう一度、この前と同じ時間に一緒に塾に行こう」と言って誘いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうして二人で自転車に乗って問題の道に差し掛かった時、やはり謎のおじさんは現れました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「こんばんは」と挨拶をしてきたおじさんに、自分はまたいつも通り軽く会釈をしたのですが、友人は案の定おじさんのことを完全無視で通り過ぎました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分は咄嗟に急ブレーキをかけて、友人を呼び止め言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今、おじさんとすれ違ったよね？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると友人は眉をひそめ「え？誰もいないって」と発言。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それを聞いて一瞬背筋がゾクッとしましたが、急いで友人を連れてさっきおじさんがいた場所に戻りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこにはもう、おじさんの姿はありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">きっと家に帰ったのだろうと、その日も解消されないモヤモヤを抱えたまま塾へと向かったんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次の塾の日、同じ道を通りながら「またあのおじさん居るかな？」と、内心ドキドキして自転車を走らせていたのですが、あんなにいつもすれ違っていたおじさんに、その日初めて出会うことが出来ませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何だか違和感はありましたけど、「今回はたまたまだな」と判断し、その日はそのまま塾への道を急ぎました</p>



<p class="wp-block-paragraph">それ以降、謎のおじさんに会えることはありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">単なる引っ越しとかで居なくなったのか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">それとも自分がおじさんの存在を疑ったことが原因で消えてしまったのか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局それ以降、あの謎のおじさんとは会えないままで、なんだか今でもすごく不思議な感覚だけが残っています。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「持ち帰る」心霊怪談（広島県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Dec 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
		<category><![CDATA[霊感]]></category>
		<category><![CDATA[広島県]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：あらんにゃんこ さん（40代/女性/パート）体験場所：広島県広島市安芸区 私の姉はいわゆる霊感体質らしく、実際に人ではない怪しげなものを視たり、時には身近な人に起ころうとしている危険を予知したりします。 それが日 [&#8230;]]]></description>
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<div class="blank-box sticky">投稿者：あらんにゃんこ さん（40代/女性/パート）<br />体験場所：広島県広島市安芸区</div>


<p class="wp-block-paragraph">私の姉はいわゆる霊感体質らしく、実際に人ではない怪しげなものを視たり、時には身近な人に起ころうとしている危険を予知したりします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それが日常生活に支障をきたすことはほとんどないと言うのですが、もしかしたら、家族に悪影響を及ぼしているかもしれないと心配になった出来事があったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">姉の子供たちが小学生と中学生だった頃のこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">働き盛りだった姉の夫は、毎日早朝から深夜まで忙しい日々を送っていたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">疲れがしっかり取れないまま出勤する夫を心配しながらも、家事と育児、それに子供たちの部活や塾の送迎など、家の仕事を一手に担っていた姉も、やはり疲れていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある夜、激務の中、いつもより少し早く帰宅できた夫に、久しぶりに好物のおでんを出していた姉は、その日の夫の疲れ具合に何か違和感を持ったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今日は、何か大変な業務でもあったの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、姉が心配してそう尋ねると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「違うよ。大変だった業務が今日でひと段落したんだよ。だから早めに帰れたし、健康のために少し遠回りして歩く距離を伸ばして帰宅したんだ。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、笑顔で答える夫。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも姉は、その夫の疲れた笑顔に何か引っかかりを覚えたままだったと言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夕食を終え、洗い物を片付け、家族全員の入浴を済ませた頃、トコトコと上の子がやって来て姉にこう言ったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ねえ、玄関いつもより暗いんだけど」</p>



<p class="wp-block-paragraph">え？照明は点いたままのはずだし、どうしたのかな？と、姉は不思議に思いながら玄関へ向かいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たぶん電球が切れかかっているのだろうと、そんなことを考えながら玄関先を覗いた時、姉はギョッとしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">玄関のたたき台の上に、正座してうつむいている男性がいたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明らかに現実の人間ではない！と即座に感じた姉は、先ほど夫に感じた違和感を思い出し、すぐにリビングに戻って尋ねました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ねえ、今日の帰りって、どこを通ってきたの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">え？と一瞬戸惑いながらも夫は答えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いつものバス停から〇〇公園を周って、△△のＴ字路を通ってきたけど…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">（そう言えば…）と、夫の返答を聞いた姉はあることを思い出し納得したのだそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日の昼間、夫が通ったＴ字路の交差点で交通事故が発生し、男性が一人亡くなったと聞いていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夫の帰宅時には既に事故処理は終わっており、ニュースを見ていない夫には、昼間そこで事故が起きた事など分からない状況だったのだろうと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日頃から疲れがたまり、気分も体力も落ちていた夫が、そこで予期せず持ち帰ってしまったのだと姉は悟ったのだそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">とは言え、姉に除霊などの能力はありませんから、とにかく『私たち家族には何もできませんから、ここから出て行ってください』と、繰り返し念じるしかできなかったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも数日の間、その男性の霊は玄関に留まり、ただずっとそこに座り続けていたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">姉が言うには、玄関に神棚を置いていたおかげで、男性はそれ以上家の中には入れなかったのだろうと言っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">因みに上の子も少しだけ敏感な体質だったようで、　</p>



<p class="wp-block-paragraph">「まだいるよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と怖がりながら、男性をよけて玄関を出る日々が続いたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際に事故があった現場には、数日の間、毎日たくさんの花が供え続けられていたそうですが、それがなくなる頃、ようやく男性の影も少しずつ薄くなっていったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">影が完全に消えた時、初めて安心して玄関を通れるようになったと、上の子もホッとして喜んだとか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それからというもの、夫にはお清めの塩を持たせ、たまには帰りにマッサージでも受けて少しでも疲れを軽減するように勧め、弱っている時には絶対に普段と違う道は使わないことを約束させたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ようやくくつろげる自宅に帰り着いた時、玄関先に異界の何かがいるなんて、想像するだけで帰る気が失せます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな中で日常生活を続けた姉家族は、心からすごいと思います。</p>
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		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「飛び出し」心霊怪談（兵庫県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 May 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[子供]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[車・バイク]]></category>
		<category><![CDATA[兵庫県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：あけみ さん（20代/女性/ライター）体験場所：兵庫県Ｋ市　中国自動車道付近 実家の父が病気で弱り、週に２回、時間を作って実家の様子を見に行っていた頃の話です。 私の住む地域から実家まで車で1時間ほどの距離。昼間 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：あけみ さん（20代/女性/ライター）<br />体験場所：兵庫県Ｋ市　中国自動車道付近</div>


<p class="wp-block-paragraph">実家の父が病気で弱り、週に２回、時間を作って実家の様子を見に行っていた頃の話です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の住む地域から実家まで車で1時間ほどの距離。昼間なら慣れた道のりなのですが、夜になると暗くてとても見通しの悪くなる場所もあり、ハンドルを握る手が少し緊張することもありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ｋ市にある実家の近くには中国自動車道が通っているのですが、昼間、その付近の下道を、車を走らせ実家に向かっている時でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然、小さな子供が車の前を横切り急ブレーキを踏みました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">幸い子供を跳ねずに済み、「危ないな～」と、私は少し腹を立てながら再び発車したのですが、実家に到着する頃にはそんなことはすっかり忘れていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日の帰りのことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実家を出る前に車に荷物を積み込んでいる最中、車のフロント部分の傷に気が付きました。<br>正面ど真ん中、その下半分辺りに30センチほどの擦り傷のようなものが広がっていました。家を出る前にこんな傷があった記憶もありませんし、実家までの道中で車をぶつけた覚えもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「来る途中、何かあったの？」と母から言われ、「子供が急に車の前を横切ったけど…」とは言いましたが、子供を跳ねたわけでもありませんし、もちろん車に血も付いていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なんだか知らないけど、気をつけなさいよ。」と、母から不本意な注意を受け、その日はそのまま帰宅しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それから半月ほどが過ぎ、季節は夏から秋に移っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日、いよいよ父が危ないというので、私は実家に何泊かすることに決め、大荷物を積んだ車を走らせ実家に向かっている時でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">突然子供が車の前を横切りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（危ない！）と思いブレーキを踏んで車を止めたのですが、後続車が前を見ていなかったようで、後ろから軽く追突されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何はともあれ、とりあえず車の前方を確認したのですが、子供の姿は既にありません。<br>どうやら跳ねてはいないようでホッとして、改めて辺りを確認すると、以前に子供が飛び出してきた時と同じ場所でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">とりあえず警察を呼び、事情を説明しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">飛び出してきたのは２、３歳ぐらいの青い服を着た男の子だったと伝え、その際に、改めて周囲を確認したのですが、辺りには田畑ばかりで民家が全く見当たりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">飛び出してきた子供が近所の子なら、近くにその家があるはずですし、もしどこかから来た子なら、一緒に来ている親の姿があるはずです。<br>でも、周囲にはそのどちらも見当たりませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">警察も少し近場を探してみようと言ってくれましたが、結局何も見つかりませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「・・・幽霊、じゃないか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">追突した車の持ち主がそう言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お盆の時期から秋口にかけ、この辺りには事故で亡くなった霊がよく出ると噂されているそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局、真相は分からないままでしたが…</p>



<p class="wp-block-paragraph">その事故から１週間後、父が他界しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">父の葬儀を終えた夜、実家の近くに住む親せきの家に集まり宴会をしている時でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ふと仏間にある写真に目が向きました。<br>小さなボールを持った２、３歳ぐらいの男の子の写真でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">青い服を着て笑っているその子を見て、間違いなく車の前に飛び出してきたあの子だと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一体この子は誰なのか、直ぐに母に訊きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると、その子は私とは歳の離れた従姉妹の子供だと、母は言いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なかなか子供に恵まれなかった従姉妹が死産を繰り返していたことは知っていたのですが、まさか子供が産まれていたとは知りませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ようやく生まれてくれたのに、直ぐに亡くなっちゃってね。あまり周りに言いたくないって塞ぎ込んでいたから…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って、母は当時の従姉妹の様子を悲しそうに教えてくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（もしかしたら、余命いくばくもなかった父を、この子が迎えに来てくれたのかな？）</p>



<p class="wp-block-paragraph">私はそんな風に思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">父が亡くなってから数年、現在でも母の様子を伺いに実家への行き来は繰り返していますが、この子が再び私の車の前に現れることはありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今でも暑い夏の季節から、残暑の残る秋口に差し掛かる頃、実家に向け車を走らせていると、またあの子がふと現れるのではと心配しながら運転しています。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「瞬間移動」不思議怪談（埼玉県）</title>
		<link>https://kowamushi-lily.com/kowai/fushigi/syunkanidou/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 05 Apr 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[山]]></category>
		<category><![CDATA[埼玉県]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[異次元]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：かなみ さん（35歳/女性/専業主婦）体験場所：埼玉県比企郡嵐山・城西大学坂戸キャンパス近くのロー〇ン 現在私は35歳、専業主婦をしています。これは昔、私が20歳だった頃の不思議な体験談です。 当時、城西大学坂戸 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：かなみ さん（35歳/女性/専業主婦）<br>体験場所：埼玉県比企郡嵐山・城西大学坂戸キャンパス近くのロー〇ン</div>


<p class="wp-block-paragraph">現在私は35歳、専業主婦をしています。<br>これは昔、私が20歳だった頃の不思議な体験談です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時、城西大学坂戸キャンパスに通う同い年の彼氏がいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その頃の私は車の免許を持っていませんでしたが、彼は免許も車も持っていたので、私たちは会える時は決まってドライブを楽しんでいました。<br>行く宛もなく、スタバのコーヒーを買ってひたすらドライブしながらお喋りをする。これが、私たちのデートスタイルでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">12月のある寒い夜のことでした。<br>その日、私たちは彼の大学より少し北側に位置する嵐山町の辺りをドライブしていました。いつものように他愛もない話をしながらです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しばらく走った頃、ガソリンランプが点灯してしまい、彼が「次にスタンドを見つけたらガソリンを入れよう」と言いました。<br>「そうだね」と返事をしながら、私は母親へ「今日は21：00頃に帰るね」とメールを送りました。<br>メールの送信時刻は19：28でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">メールを送信し終え前を向き直すと、目の前には赤色に点灯した信号がありました。<br>きちんと舗装されている道路の、割と大きな交差点で信号待ちをしていました。<br>しばらく待って信号が青に切り替わり、私たちは何の疑いもなく交差点を直進しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると交差点を通り過ぎた直後でした。<br>気付くと私たちの車は、車１台がやっと通れるくらいの狭い山道を走っていたのです。<br>本当に突然、それも傾斜を登るような形で不意に未舗装の山道が始まったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「えぇ？いきなり山なの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">驚いて彼の方を振り向くと、少し呆けて不思議そうにハンドルを握る彼の横顔は今でも鮮明に覚えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">バックして戻ろうにも、後ろを振り向くと舗装されていない山道が永遠続き外灯もありません。<br>灯りは前方を照らす車のヘッドライトのみ。Uターン出来る道幅もありません。。<br>そのまま突き進むより他に選択肢がありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「もう少し先に進んだら、Ｕターン出来る場所があるかな・・・」</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼がそう不安そうに口にした途端のことでした。<br>突然山道が急勾配で下りだしたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時の体感は、ゆっくりと登ったジェットコースターのてっぺんから突然下り始めた時の、ふぁっ・・・と体が浮くような感覚に似ていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこから私の記憶はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハッと気が付くと、隣に座る彼も同時に気が付いたようで、驚いて見開いた彼の目が運転席から私の顔を見つめていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな状況なのにも関わらず、彼がハンドルを握る車は未だに走行中で、私たちは慌ててとにかく一度車を停車させようと試みました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">停車した場所は、山道ではなく、どこかのコンビニの駐車場でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは車のシートに身を預けたまま、しばらく声も出せずに放心していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「とりあえず生きてる・・・生きてるよね？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って互いに無事を確認し合いながらも、混乱する頭を冷やし「いったん冷静になろう、一体何が起きた？」と、二人で思い出せる限りのことを話しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やはり彼も、車が急に下り始めた直後からの記憶がありませんでした。<br>運転手なのに・・・</p>



<p class="wp-block-paragraph">車にはナビがなく、当時はガラケーなので地図もすぐに開くことができず、ここがどこなのか確認しようと二人とも車を降りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで驚愕したんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのコンビニは、大学の行き帰りで必ず立ち寄る大学傍のロー〇ンでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">二人とも唖然として、辺りの景色とコンビニを何度も確認しましたが、見間違うはずもなく、やっぱりそこは間違いなくいつも立ち寄るロー〇ンでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（さっきまで山道を走っていたはずなのに、どうして…。いや、そもそも山道を走っているつもりもなかったんだけど…）</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、再びしばらく呆然としていると、「あれ？ガソリンは？今何時？」と彼が慌てだしました。<br>車のエンジンを掛けると、やっぱりガソリンランプは点灯したまま。<br>私のガラケーを開くと時刻は『19：35』を指していました。<br>母親にメールを送ってから『7分』しか経っていませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">嵐山町から城西大学まではおよそ16㎞、車で30分はかかる距離です。<br>どうやってここまで来たのか、運転していたはずの彼にも分からず、私は二人とも死んでしまったのではないかと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼も何人かの友人に電話を掛け、「なぁ、俺って・・・生きてるよな？」と確認していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まあ、結果、私たちは生きていたわけですが・・・</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局、真相は何も分からないまま、その日は二人とも極端に疲れ、そのまま帰路に就きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、あの体験が直接原因したわけではありませんが、彼とは別れてしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それから十数年が経った頃、私は占いの鑑定所を訪れたことがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際に聞きたいことを占ってもらった後、「まだ少し時間があるから、他に何か見ようか？」と占い師の方に言われ、どうしようかと考えた時、私はあの体験の事を思い出したのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">占いとは違うかもしれませんが、もしかしたらこういった不思議な体験についても聞いてくれるかもしれないと、私は恐る恐る、その占い師さんにあの時の体験を話してみたのです。<br>すると思いのほか占い師さんも積極的に見てくれたので、私は彼の名前や生年月日、血液型や家族構成など、思い出せることを全て伝えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると、その占い師さんはこう言ったのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「その体験は夢や幻ではありません。二人が実際に体験したことです。あなたたち二人は本当に山道を走っていて、本来であれば崖から落ちる事故に遭遇していたはずです。だけど彼の先祖がそれを救ってくれたのです。本来なら二人ともそこで命を落としていたわね。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言われ、私はあの日の体験を思い出しながら全身が総毛だったことを覚えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もう彼とは疎遠ですが、お互い元気に暮らしているといいな・・・と、時折思い出すことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以上が私の不思議体験談です。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「酔っ払い動画」不思議怪談（岡山県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Feb 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[電話・スマホ]]></category>
		<category><![CDATA[岡山県]]></category>
		<category><![CDATA[心霊写真・心霊映像]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：豆ちよ さん（30代/女性/事務職）体験場所：岡山県岡山市の夜道 私は以前、岡山県に住んでいたことがあります。ようやく見つかった就職先が岡山市だったため、高知県の実家から引っ越して、私は兼ねてから念願だった一人暮 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：豆ちよ さん（30代/女性/事務職）<br />体験場所：岡山県岡山市の夜道</div>


<p class="wp-block-paragraph">私は以前、岡山県に住んでいたことがあります。<br>ようやく見つかった就職先が岡山市だったため、高知県の実家から引っ越して、私は兼ねてから念願だった一人暮らしを岡山の街で始めたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、結局そこに住んでいたのはごく僅かな間だけでした。<br>その時の体験を話したいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日の私はすごく酔っぱらっていました。<br>夕方から始まった友人同士の飲み会は、仕事でのストレスを愚痴り合っているうち、気付くと時刻は日を跨ぎ、深夜の3時～4時になっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">流石に遅くなったので、その場は一旦お開きとなりましたが、私と友人の2人は翌日が休みだったため、私の家に泊まることになり、３人で歩いて帰ったんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その帰り道、酔っぱらって何でも楽しくなっていたんですね。<br>特に理由もなく友人が私のスマホを使って動画を撮り始めたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本当に20～30秒くらいの短い動画だったと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは通常なら、ただ道を歩いている酔っぱらいを撮影しただけのつまらない動画のはずだったのですが…</p>



<p class="wp-block-paragraph">家に到着すると、どっと疲れが出たのか、私たちはお風呂にも入らずそのまま眠ってしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">翌日、私が目を覚ましたのは正午過ぎでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">友人は２人とも既に起きていたのですが、なんだかすごく騒がしくしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">寝起きの私はまだ動く気になれず、その様子をボーっと眺めていると、２人が私のスマホを見ていることに気が付いたんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">勝手にスマホを見られていることに怒りはなかったのですが、私は寝起きアピールついでに冗談半分で「勝手にスマホ見ないでよ」と言ってみたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">振り向いた２人に笑顔はありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">２人とも、ものすごく青ざめた顔をこちらに向け、私はそれがとても不思議でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少しの間、またボーっとして、２人の顔を眺めていると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ちょっと、これ見て…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って、友人の一人が私のスマホを私に差し出しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">見せられたのは、昨晩撮影した動画でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">キャーキャーと如何にも酔っ払いのうるさい二人を、キャーキャーとうるさい酔っ払いが撮影している短い映像。</p>



<p class="wp-block-paragraph">みっともない酔っ払いだな、と思っている内に、すぐに映像は終わりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私には、これを見せる友人らの意図が分からず、「これがどうしたの？」と不思議に思って聞くと、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「よく見て、豆ちよ（私）の首にさ…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って、再び映像を再生されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（私の、首…？が、何…？）</p>



<p class="wp-block-paragraph">なんだか分からないまま、今度は私の首に注意しながら、もう一度再生された映像を注意深く見てみました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると動画の最初から、私の右側の首から肩にかけて、誰かの手が置かれているのが分かります、</p>



<p class="wp-block-paragraph">一見、私の左側にいる友人が腕を回して肩を組み、私の右肩に手を置いているのだと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でもよく見てみると、ちょっとおかしいんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その手が伸びてくる先を辿ると、それは友人とは逆方向。<br>誰もいないはずの私の右側から、にょきっと腕が伸びていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ゾワッとしましたね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">（…え？これ…誰の、手？）</p>



<p class="wp-block-paragraph">と思うと同時に背筋を悪寒が走り、思わずスマホを落としそうになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">動画の初めから終わりまで、私の右肩に置かれていたその手は、動画が終わる寸前、酔っぱらって笑う私の首をガッと掴むように動いたところで、映像が止まりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">動画を見終えた私の顔は、おそらく友人らと同じ青ざめたものなっていたと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は直ぐに洗面所に向かい鏡で自分の首を確認しましたが、絞められたような痕はどこにもありませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なんだろうね…これ…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そう言って、友人は気の毒そうに私を見ます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、もう一度映像を確認する気にもなれず、あまりに気味が悪いので、直ぐにその動画を消去しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">友人らも同じ気持ちだったのでしょう、2人とも、その日は浮かない表情のまま、夕暮れ前に帰っていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、動画のことは気にしないように過ごしていたのですが、一週間くらい経った頃でしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">残業で遅くなって終電を逃してしまった私は、一人で夜道を歩いて家に向かっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">タクシーを呼ぼうとも思ったのですが、歩いて帰れなこともない距離ですし、ちょうど金欠だったこともあり、私は歩いて帰宅することにしたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その道のりは、この前友人らと酔っぱらって歩いた時と同じ道です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薄っすらとあの夜のことを思い出しながら、例の動画の撮影地点に差し掛かった時、私はあの映像を思い出して少し怖くなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">足早にその場を通り過ぎようとした時でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ねえ、ちょっと…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、突然後ろから誰かに声を掛けられたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">思わず振り向くと、そこにいたのは身長160cmくらいの小柄な男性でした。パーカーを着てフードを被っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夜道だったこともあり、フードの奥の顔がイマイチ判然としませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「何してるの？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">男は馴れ馴れしくそう言って、左手を振りながら私に近付いてきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ナンパかと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、男が私に向かって振っている手、その手に私は見覚えがあったんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">骨ばった細い指の手。<br>正にあの動画で私の肩に乗っていたのと同じ手だと思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その手を振りながら男は近付いて来たかと思うと、不意にそれを私の右肩に乗せたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">信じられない行為ですが、それでもいつもの私だったら警戒はしても取り乱すことはなかったと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですが私の右肩に置かれたその手は、あの動画に映っていた手と全く同じもの。映像の最後に私の首をガッと乱暴に掴み上げた手なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その手が私の右肩に置かれた瞬間、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「きゃぁぁぁーーー！！！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、私は人目も気にせず思いっきり叫びました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">半狂乱で必至に叫ぶ私の姿に、男はすごく慌てていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の口を塞ごうと、男は手で覆ってきましたが、私はその手に思いっきり噛みつきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いっっつ！？くっそ、ふざけんなよクソ女！！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">なおも叫び続ける私に男はそう辛辣な言葉を吐き捨て逃げて行きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後、私の悲鳴を聞いた何人かの人が駆け付けてくれて、一人で震えている私を気遣ってくれました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局、あの男の目的が何だったのかは分かりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしかしたら乱暴などするつもりなく、彼はナンパくらいのつもりで声をかけただけの人だったのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、あの気味の悪い動画を見てしまった以上、私はああする他になかったと今でも思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしもあの時、悲鳴を上げていなければ、私はもっと危険な目に遭っていたかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だって、映像で、あの手は私の首を荒っぽく掴み上げ、その行為には殺意すら感じられたから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな体験をして以来、私は人一倍臆病になってしまい、一人暮らしすらも怖くて仕方なくなり、結局仕事もやめて高知の実家に戻ることにしたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、あの動画に映っていた手って、本当にあの男のものだったのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">だとしたらあの映像は、私に危険が迫っていることを教えてくれるものだったのか…</p>



<p class="wp-block-paragraph">それとも、何か別の意味があったのか…</p>



<p class="wp-block-paragraph">直ぐに動画は消してしまいましたし、その真意は知りようもありませんが、今は安全な場所で暮らせていることを思うと、やっぱりあの動画は私にとってありがたいものだったのかもしれません。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「残兵の一撃」心霊怪談（千葉県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Dec 2021 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[千葉県]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>
		<category><![CDATA[道路]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：爪痕三 さん（30代/男性/広告デザイナー）体験場所：千葉県Ｍ市 それは私が高校生の頃、冬の時期だったと思います。友人４人でボーリングに行った帰りの出来事です。 夜の11時頃でしょうか。いつもつるんで遊んでいた私 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-307910555" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：爪痕三 さん（30代/男性/広告デザイナー）<br />体験場所：千葉県Ｍ市</div>


<p class="wp-block-paragraph">それは私が高校生の頃、冬の時期だったと思います。<br>友人４人でボーリングに行った帰りの出来事です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">夜の11時頃でしょうか。<br>いつもつるんで遊んでいた私たち４人は、その日もボーリング帰りにバイク２台にタンデムして、前後に並んで走行していました。私は前方を走るバイクの後ろに乗っていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目的地の友人宅まであと2キロくらいの辺りで、いつも通り大通りから小道に曲がり、そのまま街灯の少ない田んぼ道に入って行きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひと気のない夜中の田んぼ道はとても静かで、バイクに乗りながらでも、私たちの会話する声がどこまでも響くように感じていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな時でした。<br>その先にポツンと光る街灯の下あたりに、道のど真ん中に立つ男性の姿が目に入ったんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は直ぐに運転している友人に「前見て！人がいる！」と知らせました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">友人も気付いていたのでしょう。<br>少し減速してゆっくりと男性の前を通り過ぎようとしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると突然、その男性は持っていた１mくらいの棒のようなものを振り上げたかと思うと、そのまま私たちに向けて振り下ろしてきたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「え！？ちょちょちょ！！！」</p>



<p class="wp-block-paragraph">とっさに友人はハンドルを切り男性を避けるようにかわしました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時、私はハッキリと男性の姿を見ました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">旧日本軍のような帽子を被り、緑色の軍服を着た男。<br>その振りかざした棒らしき物をよく見ると、狩猟で使うような長い銃で、その取手部分の方を先にして振り落としていたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先頭を走行していた私たちは、その一撃をかわした後、すぐに後方の友人バイクに目をやりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこに軍服姿の男は居ませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「え！？」っと驚いたまま、私たちは後方から走ってくる友人達のバイクを見ていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると、その友人たちのバイクも、何かを避けるようにして慌ててハンドルを切ったのが分かりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「あそこ…何かいるのか…？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">通り過ぎた後には男の姿は見えませんでしたが、後方を走る友人バイクも私たちと同じ場所で何かをかわしたのは確かです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">とにかく私たちはアクセルをふかし、急いでその場を離れたんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">友人の家に到着した後も、先程の体験が信じられず、私たちはすっかり震え上がっていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">後方を走っていた友人たちも、やはり男性に襲いかかられたと言っていました。<br>しかもそれが、軍服を着た男だったことを二人ともしっかりと見たと言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一体あれは何だったのか？<br>考えて分かるような類のものではないことは、私たち全員が理解していました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すると、一人の友人がこんなことを言い出したのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「さっき走っていた田んぼってさ、脇の方に戦時中に使われていた防空壕が幾つかあるの、知ってる？そのほとんどが今では農器具とかの保管場所になってるんだけど…一つだけ、なんにも使われていない防空壕があってさ。なんでか分からないんだけど、そこには今も常にお供え物とかが置かれててさ…その防空壕があるのが、さっき俺たちが襲われた場所、丁度あの辺りなんだ…」</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちは息が止まったみたいに暫く黙り込んでしまいました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私たちが見たものは、その防空壕にまつわる旧日本軍の亡霊だったのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">だとしても、なぜ私たちが…</p>



<p class="wp-block-paragraph">その日はもう帰宅など誰も出来ず、友人宅にそのまま泊っていきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その翌朝のことでした。<br>別の友人から私の携帯に連絡がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「昨日の夜中、事故死があったの知ってる？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうやら昨夜、見通しのいい田んぼ道で、道沿いの電柱に一台の車が突っ込んだのだそうなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">興奮しながらそう話す友人に、何だか嫌な予感がしたのですが、詳しい話を聞くと案の定、事故があったのはやはり、私たちが昨夜、軍服姿の男に襲われた場所でした。その車が突っ込んだ電柱というのが、どうやらあの男を照らしていた街灯の付いた電柱らしいのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">車が突っ込んだ後の地面には、何かを避けようとしたようなブレーキ痕があったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">警察では、深夜のことだから居眠り運転ということで処理されたようなのですが…<br>私たちは、絶対にそうではないと確信しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしも私たちもあの時、男の振り落とした一撃をかわせていなかったら、そしてもし死んでしまっていたら、高校生の行き過ぎた悪ふざけとでも処理されてしまったのでしょうか…</p>



<p class="wp-block-paragraph">思い出す度にゾッとする体験です。</p>
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