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	<title>葬式にまつわる怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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	<description>怖い話（実話）｜恐虫リリー kowamushi-lily.com 『恐虫リリー』では怖い話（実話）の配信を行っております。心霊・都市伝説・怪談・人間・不思議・心霊スポット等、投稿頂いた実話体験談をご紹介しています。</description>
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	<title>葬式にまつわる怖い話（実話） | 怖い話（実話）｜恐虫リリー</title>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「祖母の顔」心霊怪談（熊本県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Apr 2025 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：めぐざむ さん（35歳/女性/インストラクター）体験場所：熊本県Ａ市 島にある祖母の家 私がまだ3歳くらいだった頃、今から30年以上前のお話です。 細部はぼんやりした記憶しかないのですが、とても衝撃的で…脳裏に焼 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-2333070246" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：めぐざむ さん（35歳/女性/インストラクター）<br />体験場所：熊本県Ａ市 島にある祖母の家</div>


<p>私がまだ3歳くらいだった頃、今から30年以上前のお話です。</p>



<p>細部はぼんやりした記憶しかないのですが、とても衝撃的で…脳裏に焼き付いたようにいまだに覚えています。</p>



<p>一緒に目撃した母とは、なんだかタブーのような感じで、今もその話題には触れないようにしています。</p>



<p>だからこの記憶が私の妄想なのか？現実なのかは判断ができませんが、ぜひ聞いてください。</p>



<p>父方の祖母が亡くなった時のことです。</p>



<p>祖母の家は九州の島にあり、少なくとも当時は亭主関白が当たり前の土地柄で、お葬式などの時に女性が座っている暇なんかありませんでした。もちろん私の母も大忙しだったと思います。</p>



<p>私は3歳くらいだったので、親戚のお姉ちゃんお兄ちゃんと遊んでもらっていたと思います。</p>



<p>親戚も多かったので、大人たちのお酒やタバコの匂いが充満していて…今では考えられませんが、この時代はまだ子どもの前でタバコを吸う人も多かったですよね。</p>



<p>少し祖母の話をしていいですか。<br>祖母は家族思いな人だったようです。</p>



<p>私の家は同じ九州でも都会の方にあって、祖母の家からは5時間ほどかかる距離です。<br>私が生まれた時は一時的に同居し、家事育児を手伝ってくれていたそうです。<br>母からしたら義母との同居だったわけですが、多少の衝突もありつつ上手くやっていたと聞きました。</p>



<p>私は、祖母からしたら末っ子長男の第一子で、たいそう可愛がってくれたみたいです。<br>なかなか寝ない子だった赤ん坊の私をずっとおんぶしてくれました。（そんな写真ばかり残っています）</p>



<p>とても可愛がってくれた祖母が亡くなって…悲しかったかどうかは覚えていません。<br>だってあんなことを経験したら、それ以外覚えていられないと思いますよ。</p>



<p>ごめんなさい、肝心な部分を話していませんね。</p>



<p>葬式などが一段落し、働きっぱなしだった母がやっと休憩できるタイミング、気分転換でもしようと、私を連れて外に出ました。</p>



<p>祖母の家は海沿いで、街中で暮らしていた母にとっては新鮮な景色だったでしょうね。</p>



<p>気持ちのいい海風を浴びながら、ふと気になって、振り返って祖母の家を見ると、</p>



<p>浮かんでるんです。祖母が。</p>



<p>それも顔だけ。<br>空一面に祖母の顔が。</p>



<p>やっぱり…夢か妄想の類なのでしょうか。<br>怪談や奇妙な話が好きな私ですが、こんな話は聞いたことありませんので。</p>



<p>ここまで書いていて一つ思い出しました。<br>私がまだ幼い頃、一度だけ母に聞かれたんです。</p>



<p>「おばあちゃんとお別れの時、空に顔があったの覚えてる？」</p>



<p>そう聞く母の顔が、目がとても真剣で、まだ子どもだった私は「覚えてない」と答えました。</p>



<p>「そっか」と少し安堵するような、悲しそうな母の顔。この記憶も夢？</p>



<p>もし全て現実だったとしたら、空一面に浮かぶ祖母の顔、あれは一体なんだったのでしょうか。</p>



<p>ビジュアルだけで言えば怖いですが、不思議と私は怖くなかったです。</p>



<p>空から祖母が見守ってくれている…そう思いたいです。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「物置の顔」心霊怪談（栃木県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 28 Feb 2025 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[女性]]></category>
		<category><![CDATA[栃木県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：晴れた空 さん（30歳/女性/主婦）体験場所：栃木県那須塩原市 当時私は11歳でした。 祖父のお通夜が終わって一度自宅に戻り、父の実家（祖父の家）に泊まるための支度をしていました。 自宅には親戚一家も一緒に付いて [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-3967581316" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：晴れた空 さん（30歳/女性/主婦）<br />体験場所：栃木県那須塩原市</div>


<p>当時私は11歳でした。</p>



<p>祖父のお通夜が終わって一度自宅に戻り、父の実家（祖父の家）に泊まるための支度をしていました。</p>



<p>自宅には親戚一家も一緒に付いて来てくれたのですが、その子供は私と同い年の女の子で(仮にＡちゃんとします）、人が亡くなるという体験が初めてだったせいか、一人ではトイレにも行けないほど怖がっていました。</p>



<p>私たちが泊りの用意をしている間、そのＡちゃんが私の家の中を大きい声を出しながら探索していました。</p>



<p>しばらくして、私や私の兄弟も用意が終わってリビングに集まると、Ａちゃんだけ姿が見えません。</p>



<p>「あれ？Ａちゃんは？」とみんなで家の中を捜索すると、家の奥の物置部屋のドアが開いていました。</p>



<p>「Ａちゃん、いるの？」と開けっ放しのドアの中を覗くと、物置部屋の奥にある擦りガラスの窓を、ジーっと見ながら立っているＡちゃんがいました。</p>



<p>ホッとしてＡちゃんのお母さんやお父さんが声を掛けたのですが、Ａちゃんは全く返事もせず、顔も真顔のまま硬直したように変化がありません。完全に無の状態でした。</p>



<p>みんなで「Ａちゃん！Ａちゃん！」と何度も呼び掛けていると、いきなり「きゃー！！」とＡちゃんが叫び声を上げました。物騒で恐ろし気な、みんながその場で凍り付いてしまう甲高い悲鳴。</p>



<p>そして途端に泣き出すＡちゃん。</p>



<p>何が起きているのか分からず、慌ててＡちゃんのお父さんが抱えるようにしてリビングに戻ってくると、正気に戻ったのか、ようやくＡちゃんが落ち着いてくれました。</p>



<p>「Ａちゃん、なにがあったの？」</p>



<p>そう聞かれてＡちゃんはしばらく黙っていましたが、少ししてボソッと言いました。</p>



<p>「窓に知らないお婆ちゃんの顔があった」</p>



<p>その言葉にみんなは「え？」っという戸惑いの反応を見せたのですが、実は、私もそのお婆ちゃんを見ていました。(正確にはお婆ちゃんっていうほど、お歳を召していないように見えましたが）</p>



<p>物置部屋の中で立ち尽くすＡちゃんを見つけた時、その視線の先を追いかけると、見てしまったのです。Ａちゃんが話す通り、擦りガラス越しに浮かぶ女性の顔を、はっきりと。</p>



<p>ただ、それを誰にも言えないまま、気付くと私もＡちゃんの言うことに対して、みんなと同じ驚きと戸惑いのポーズを見せていました。</p>



<p>Ａちゃんの言う知らないお婆ちゃんの顔、私が最初に見て思ったのは、擦りガラス越しにある顔が、なぜこんなにハッキリ見えるのだろうということ。でも後で考えれば、多分女性の顔は窓の外ではなく、中にいたのだと思います。</p>



<p>それは確かに不気味な光景でしたが、なぜか私はそこまで恐怖を感じることもなく、むしろ全く動かなくなっているＡちゃんに、危うい恐怖を感じて目が離せなくなっていました。(きっと怖すぎて動けなかっただけだと今は分かりますが。）</p>



<p>リビングでの話に戻りますが、Ａちゃんの話を聞いてみんなしばらく呆気に取られていましたが、少しして私の父がハッとした様子で「きっと爺ちゃんを迎えに来たご先祖様かもしれないね。Ａちゃんの見たお婆ちゃんの特徴は何か分かる？」と聞きました。</p>



<p>「ん～と～、お婆ちゃんって言ったけど、もしかしたら40代か50代くらいかもしれない」とＡちゃんが答え、私もそう思いました。</p>



<p>すると私の両親が「あ～じゃあＴちゃんかもしれない！」と納得したような顔で言うのです。</p>



<p>両親の話によると、Ｔちゃんとは亡くなった祖父の妹で、ちょうどそのくらいの年齢で癌を患い亡くなってしまったそうなのです。</p>



<p>ただ、私の両親にしてみれば、本当にそう思ったというより、おそらくＡちゃんの見間違いだろうと考えたかと思います。でも、まずはＡちゃんを怖がらせないように配慮したのでしょう。</p>



<p>ただ、私は物置で見たあの女性を、多分間違いなく両親が言う通りＴちゃんだと悟りました。</p>



<p>なぜならあの時、私の横を、フワフワとした白い魂が２つ通り過ぎて行ったから。</p>



<p>両親が言う通り、多分Ｔちゃんは爺ちゃんを迎えに来て、再び旅立つ前に、二人でみんなの様子を見て行ったのかもしれません。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「俺は死んでない」不思議怪談（大分県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 Jun 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[大分県]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[憑依]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：ジャンヌ さん（24歳/女性/看護師）体験場所：大分県 某葬儀場 これは数年前、病気で亡くなった祖父の葬儀の時の話です。私は高校生でした。 お通夜の後、斎場では親族一同と、祖父と親交の深かった友人知人が集まって、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-1056636860" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：ジャンヌ さん（24歳/女性/看護師）<br />体験場所：大分県 某葬儀場</div>


<p>これは数年前、病気で亡くなった祖父の葬儀の時の話です。<br>私は高校生でした。</p>



<p>お通夜の後、斎場では親族一同と、祖父と親交の深かった友人知人が集まって、通夜振る舞いが出されていました。</p>



<p>大人たちは精進料理を囲んでお酒を飲んで盛り上がっておりましたが、深夜0時を前にして、残っていたのは数人の親族と私たち家族だけでした。<br>遠方から来ていた親族は、そのまま斎場に宿泊する予定だったので、時間を気にする必要がなく残っていたのだと思います。</p>



<p>とりあえず、残った人達で棺の前にテーブルを持ち出すと、料理を並べ、それを囲んで男性陣はお酒をたしなんでいました。</p>



<p>すると突然でした。<br>亡くなった祖父の弟、つまり私にとっては大叔父（おおおじ）に当たる方が急に立ち上がり、祖父の遺影を指差しこう言いました。</p>



<p>「どうして俺の写真がここにある！」</p>



<p>え？っと一瞬みんな驚きましたが、直ぐにお酒に酔っているのだなと思い直しました。</p>



<p>すると大叔父は「俺はもう帰る！！」と叫ぶと、棺の横に置いていた、祖父が生前愛用していた鞄を迷うこと無くサッと手に取ると、そのまま出口へと向かって歩き出しました。</p>



<p>何が何だか分からず、大人たちは固まっていましたが、大叔父の千鳥足を見て危ないと判断すると、直ぐに肩を貸してなだめようとしたのですが、</p>



<p>「なんでこんなところにいないといけないか！説明しろ！！」</p>



<p>興奮気味の大叔父はそう怒鳴るばかりです。</p>



<p>数人で大叔父を取り囲み落ち着かせようとしますが、一向に収まる気配がありませんでした。</p>



<p>そんな場面を端で眺めていると、私の隣でその光景を見ていた祖母が怯えながら、</p>



<p>「昔の酔ったときのおじいちゃんにそっくり・・・。酔ったときにお皿を投げたり怒鳴って暴れたり、歯止めがきかなかったの。もしかしたらおじいちゃんが返ってきたんじゃないかしら・・・」</p>



<p>と、指を震わせながら言いました。</p>



<p>その間も大叔父は、興奮冷めやらぬ様子で、</p>



<p>「どうしてあそこに俺がいるんだ。」<br>「俺は死んでない！」<br>「馬鹿をいえ！ふざけるな！！」</p>



<p>祖父が眠っている棺の方を指差しては、しきりにずっと同じ事を繰り返し怒鳴り続けています。</p>



<p>「あれは〇〇さん（祖父）でしょ。あなたじゃないですよ。」</p>



<p>親戚の一人が取り静めようとそう言うと、</p>



<p>「どう見ても俺じゃねえか！！」</p>



<p>大叔父はそう言って怒鳴ります。</p>



<p>「顔が違うじゃ無いですか。」</p>



<p>と、遺影を指差して教えますが、それでも大叔父は否定します。</p>



<p>収拾のつかないそんな光景を眺めていると、</p>



<p>「おじいちゃんと弟さんは母親が違うから、そんなに似てないのよ。」</p>



<p>祖母がそう私に耳打ちしました。</p>



<p>私から見ても祖父と大叔父は似ていないと思っていたので、納得しました。<br>それなのに、大叔父は遺影に写っているのは自分だと言い張ってききません。</p>



<p>その後、1～2時間ほど大叔父の話を親戚一同で聞きなだめ、やっと落ち着いてきたかと思うと、酔いが冷めたのか、大叔父はそのまま何事もなかったかのように、再び男性陣と一緒になって楽しげにお酒を飲み交わしていました。</p>



<p>翌日の告別式の後、大叔父に昨日のことを聞くと、こう言ったらしいです。</p>



<p>「そんな事があったんですか？すみません。何も覚えていないんですよね・・・。」</p>



<p>葬儀を滞りなく済ませ、親戚一同が帰った後、あの光景がどうにも忘れられなかった私たち家族は、</p>



<p>『あれは祖父が大叔父さんに取り憑いてたんじゃないか？』</p>



<p>という仮説に至りましたが、祖母がその話を怖がって避けるので、私たち家族も徐々に口にすることは無くなっていきました。</p>



<p>今さらになって私が当時の事を家族に話すと、</p>



<p>「そんな事もあったなｗ」</p>



<p>と言って笑い話になっていますが、私はあの時の奇妙な光景が忘れられず、今でも鮮明に記憶を思い起こしては、少し薄ら寒さを感じています。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「オレンジ」不思議怪談（長野県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 31 May 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[夢]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[予言・予知]]></category>
		<category><![CDATA[長野県]]></category>
		<category><![CDATA[いい話]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：サボ子 さん（20代後半/女性/事務員）体験場所：長野県S市 これは私が子どもだった頃の話です。 「学校の七不思議」だったり「あの子…幽霊みたんだって！」なんてことを信じるか信じないかと、私がお友達とキャッキャッ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-4177898925" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：サボ子 さん（20代後半/女性/事務員）<br />体験場所：長野県S市</div>


<p>これは私が子どもだった頃の話です。</p>



<p>「学校の七不思議」だったり「あの子…幽霊みたんだって！」なんてことを信じるか信じないかと、私がお友達とキャッキャッと楽しんでいた小学生の頃、父方の祖母が長い闘病の末に亡くなりました。</p>



<p>その祖母が亡くなる前日のことです。<br>暑い夏の夜でした。</p>



<p>私には3つ上の姉がいます。その姉が就寝中に急に泣きじゃくるので、何事かと、並んで寝ていた家族全員が眠い目をこすりながら姉の話を聞いてみると、</p>



<p>「何もない白い部屋の夢をみたの。誰かがベッドで寝ていて、周りの人はみんな泣いてて、お父さんもお母さんもいた。あそこで寝ていたのはきっとおばあちゃんだ！おばあちゃん、死んじゃった！」</p>



<p>そう言って姉はシクシク悲しそうに泣いていました。</p>



<p>子どもの言うことではありましたが、当時、祖母は何度も入退院を繰り返していましたので、私の父は不安に思って、翌朝すぐに祖父のもとへ電話を掛けました。</p>



<p>「え？おばあちゃん？今は入院してるけど、昨日お見舞いに行った時は元気だったよ。リンゴをお土産に持って行ったのに「オレンジが食べたかった」なんてわがまま言われてしまったよ。ん？どうしたんだ？」</p>



<p>「え？ああ。元気なら良かったよ。まあ、ちょっとだけ不安になってしまっただけだから。気にしないでくれ」</p>



<p>「そうか。あぁ、それならまた家族みんなで顔見せに行ってやってくれや。きっと喜ぶから」</p>



<p>そうだね。と言って、父は電話を切りました。</p>



<p>ちょうどその日は土曜日でしたので、おじいちゃんもそう言っていることだしと、私たちは直ぐに準備をして祖母に会いに行こうと家を出ました。</p>



<p>新潟の家から高速道路をひた走り、長野の祖母のところまで休憩含めて片道約3時間の道のり。<br>その日も暑い夏の日差しが降り注いでいました。</p>



<p>もうすぐ到着というところで、父の携帯に電話が掛かってきました。<br>運転中の父に代わり、助手席にいた母が電話に出ました。</p>



<p>「はい、………はい……。分かりました。今、向かっている所です」</p>



<p>暗い声で返答している母の様子を見て、電話の向こうの声を聞いていない私達にも、何となくその内容に察しが付きました。</p>



<p>「お義母さん、ついさっき、容体が急変したって…」</p>



<p>急いでそのまま祖母の元へ向かいましたが、祖母はもう安らかに眠ってしまっていました。</p>



<p>この後のことはあまり覚えていません。</p>



<p>（全身黒い服だから、太陽の日差しが余計に暑いな。）と、つい最近学校で教わった太陽光の実験のことを考えながら、ふすまが全く無い広い畳の部屋に座り、お坊さんの低い読経の声を聞いていました。</p>



<p>病気は苦しい。人は死んでしまう。<br>分かっていたことですが、心のどこかで（またあの長い高速道路を抜ければ、おばあちゃんに会えるんじゃないか）と考えていました。まだ祖母の死に対して実感が湧かなかったのです。</p>



<p>しばらくすると、喪主であるおじいちゃんが立ち上がって、参列者の方々に挨拶を始めました。</p>



<p>「今日は皆さん妻のために来て下さってありがとうございます。つい前日まで元気だったのに。少し抜けている部分がある妻でしたので、皆さんにはご迷惑ばかりおかけしたかと思いますが……」</p>



<p>（またおばあちゃんの居ないところで文句言って！おばあちゃんが聞いていたら「コラ！」って怒っちゃうよ！）</p>



<p>おじいちゃんの話を聞きながら、そう心の中でツッコんだ時でした。</p>



<p>『ゴトン』</p>



<p>何か重いものが落ちたような音が響き、辺りがシンッと静まり返りました。</p>



<p>今のはなんだ？と、一様にキョロキョロと音の出所を探すと、皆の視線が一点に集まりました。</p>



<p>（あ。もしかして…）</p>



<p>皆の視線の先にあるものは、大きな仏壇のそばに置かれ、沢山の果物が盛り付けられたカゴでした。<br>いや、正確に言うと、カゴに盛られている果物ではなく、そのすぐ下に落ちていた果物に、皆の視線が集まっていました。</p>



<p>オレンジでした。</p>



<p>他の誰にも分からなかったと思いますが、私は直ぐに（おばあちゃんだ！）と直感しました。</p>



<p>そもそもバランスよく果物が盛られたかごにはビニールが被せられてあったので、ちょっとやそとのことで落ちてしまうなんてことはないと思います。</p>



<p>そばでおじいちゃんの挨拶を聞いていたおばあちゃんが「もう！」と、ちょっとだけ怒ったんだな。</p>



<p>きっとあの場所にはおばあちゃんがいました。</p>
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		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「祖父の旅立ち」心霊怪談（大阪府）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Feb 2022 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[動物]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[大阪府]]></category>
		<category><![CDATA[いい話]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：白いしっぽ さん（40代/女性/主婦）体験場所：大阪府の自宅 私が専門学校生だった時のことです。癌で長く入院していた祖父が、闘病の末に亡くなりました。 昔から煙草が好きで、癌が発覚してからは「体に良くないから」と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-3183067331" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：白いしっぽ さん（40代/女性/主婦）<br />体験場所：大阪府の自宅</div>


<p>私が専門学校生だった時のことです。<br>癌で長く入院していた祖父が、闘病の末に亡くなりました。</p>



<p>昔から煙草が好きで、癌が発覚してからは「体に良くないから」と家族の皆が必死に禁煙を促しても、決して聞き入れない頑固者でした。</p>



<p>手先が器用で、壊れたものを上手に修理してくれる、職人のような人でもありました。</p>



<p>前輪がパンクして、チェーンが切れてしまった私の自転車を、見事に修理してくれたときの嬉しさは今でも忘れられません。</p>



<p>頑固だけれど茶目っ気もあり、どこか憎めない素敵な祖父でした。</p>



<p>そんな祖父が入院生活に入ってからは、容体は悪くなる一方で、日に日に家族のことを認識するのも困難になっていきました。</p>



<p>「いよいよかもしれません」と、病院から知らせが入り、家族で駆け付けた時には、もう意識もほとんどありませんでした。</p>



<p>「おじいちゃん、私だよ！」と何度も呼びかけましたが、その声が届いていたかも分からないまま、祖父はその日の晩、静かに息を引き取りました。</p>



<p>「もっとちゃんと、お別れが言いたかった」<br>「もう少し早くお見舞いに行っていれば話ができたかも知れない」</p>



<p>自宅に帰ってから、そういった悔しさや寂しさが込み上げてきました。</p>



<p>いつもは気丈な母も、この日ばかりは言葉少なに涙を零していました。</p>



<p>それでも通夜や告別式の準備はしなければならず、その夜、家族や親族が集まって、慌ただしくしていた時のことでした。</p>



<p>何か物音がしたわけでもないのですが、私は無性に玄関が気になったのです。</p>



<p>（あ。行かなきゃ。）</p>



<p>なぜだか分かりませんが、私は慌ててリビングを出て玄関に向かいました。</p>



<p>すると、玄関の引き戸の前に、我が家の飼い犬がちょこんと、こちらに背を向けて座っていました。</p>



<p>磨りガラスの玄関扉は閉まっているし、その向こうに人影もありません。</p>



<p>何も見えないし何も聞こえない、それなのに、確かに『そこに』人が立っている気配を感じました。</p>



<p>言葉で説明できるようなものではなく、直接肌に伝わるような人の気配。</p>



<p>それを感じながら、誰もいないはずの玄関でぼうっと立っている私の前で、飼い犬が尻尾を振りながら短く「わん」と鳴きました。</p>



<p>それは、家族や親しい人を出迎えるときの挨拶です。</p>



<p>（ああ…やっぱり。）</p>



<p>舌を出しハッハッと喜ぶ飼い犬の表情を見て、私はそこに居るのが祖父なのだと確信しました。</p>



<p>恐怖や不安は全くなく、ただ祖父の存在、その温もりだけが感じられました。</p>



<p>「おじいちゃん、会いに来てくれたの？」</p>



<p>そう声を掛けると、閉まったままの引き戸が一度だけ、カタンと鳴って、そのまま祖父の気配は消えてしまいました。</p>



<p>私はこれまで、霊体験と呼べるようなものを経験したことはありませんし、霊というものがこの世に存在するのかどうかも分かりません。</p>



<p>ただ、あの日、確かに祖父が私に会いに来てくれたのだと、私は今でも信じています。</p>



<p>病室での最後の呼びかけに答えることができなかったから、きっと空へ旅立つ前に、挨拶に来てくれたのだと。</p>



<p>私はこのことを家族にも話していません。<br>変に不謹慎な誤解を与えることを避けたかったから。</p>



<p>ただ、もしかしたらあの日、母や他の家族も、何か別な形で祖父の存在を感じていたかもしれないと、私はそう思っています。</p>



<p>きっと頑固な祖父は、みんなに挨拶を済ませるまで、すっきり旅立てないんじゃないかな、と。</p>



<p>今でも、祖父の仏壇に手を合わせると、あの日の夜を思い出します。</p>



<p>次の法事で皆が集まる時には、「あの日おじいちゃん来てくれたよね」と、笑って話してみようかなと思っています。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「黒い人」心霊怪談（熊本県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Dec 2021 02:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[熊本県]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：珠弓 さん（25歳/女性/会社員）体験場所：熊本県熊本市 これは私が実際に体験した話です。 私がまだ幼稚園児だった頃のことです。 当時は熊本市にあるすごく古いアパートに、両親と弟と私の家族四人で住んでいました。普 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-616675292" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<div class="blank-box sticky">投稿者：珠弓 さん（25歳/女性/会社員）<br />体験場所：熊本県熊本市</div>


<p>これは私が実際に体験した話です。</p>



<p>私がまだ幼稚園児だった頃のことです。</p>



<p>当時は熊本市にあるすごく古いアパートに、両親と弟と私の家族四人で住んでいました。普通に歩くだけでも床がきしむほど建物は傷んでいて、虫もたくさん出るような、そんなアパートでした。</p>



<p>間取りは確か2ＬDKだったと思います。<br>玄関から入ってすぐ、まっすぐ廊下があり、廊下の右手に台所、左手には寝室とトイレとお風呂。廊下の先にはリビングがあって、リビングの隣にもう一部屋ありました。台所に向かって右手には短い通路があり、その先は勝手口になっていたと思います。</p>



<p>ある朝のことでした。<br>家族の中で一番最初に目が覚めた私は、リビングに行って毎日見ていた子供番組を見ていました。</p>



<p>廊下を背にしたリビングの壁、そのちょうど真ん中あたりにテレビがあり、私は廊下を背にする形でテレビを見ていました。</p>



<p>テレビを見終わって、私はまだ寝室で寝ている父と母を起こしに行こうと思い、くるりと廊下のほうを振り向いた時でした。</p>



<p>真っ黒な人影が、ゆっくりと廊下を横切って行くのが見えました。<br>寝室から、台所の奥の勝手口の方へ向かうように。</p>



<p>本当に真っ黒で、目や服なんかは認識できませんでした。<br>ですが、なぜか男の人というのは分かりました。</p>



<p>怖いと思わなかったのか、私はなぜか追いかけてみようと思い、台所の奥に向かって走り出しました。</p>



<p>ですが向かった先に人影はありませんでした。<br>勝手口を使った気配もなかったのに。</p>



<p>とりあえず父と母に知らせなきゃと、両親を強引に起こして今見たものを伝えました。</p>



<p>すると、父と母はなぜか「それはお父さんだよ」としか言いません。</p>



<p>絶対に違う。今目の前にいる父とあれは、完全に別の人でした。それに人影は勝手口に向かったのに、父は今寝室にいるじゃないか。そうは思ったのですが、証拠があるわけでもなし、なにより目の前の父本人が「お父さんだよ」と言っているので、私は無理に納得するしかありませんでした。</p>



<p>もう一度見て確認したいと思っていたのですが、それ以来、黒い人影を目にすることはありませんでした。</p>



<p>それから時が経ち、私は高校生になっていて、昔見た黒い人影のことなどすっかり忘れていた時のこと。<br>ある日、親戚から連絡があり、父方の祖父が孤独死していると知らされました。</p>



<p>私にとっての祖父、父にとっての父です。<br>当然、私たち家族も葬儀に参列しました。</p>



<p>季節は真夏でした。<br>祖父の遺体は相当腐敗が進んでいたらしく、息子である父でさえ亡くなった祖父の姿を見ることは出来ませんでした。</p>



<p>火葬して荼毘に付し、祖父のお骨を拾い上げている時のことです。</p>



<p>祖父の喉仏の骨を拾った途端、急に何かゾワッとしたのを覚えています。<br>突然背筋に悪寒が走り、箸でつまんでいた喉仏の骨を落としてしまったのです。</p>



<p>落としてしまった骨をもう一度拾おうと、体をかがませた瞬間でした。</p>



<p>正面の視界の端に、幼稚園児の時に見た真っ黒な人影が立っているのが見えました。</p>



<p>前は横向きでしか見えなかったのですが、今回は真正面で見ることが出来ました。もしくは後ろ向きだったのかもしれません。前後の判断がつきにくかったように思います。</p>



<p>それはそこから動くこともなく、祖父の遺骨をジッと見つめているようでした。<br>それならやはり正面なのだろうと思うと同時に、私は何だか得体の知れない恐怖を感じ、誰か他の目撃者を求め、以前から霊感があると言っていた弟に耳打ちしました。</p>



<p>「ねぇ。ずっと前に話した黒い人影がそこにいるんだけど…」</p>



<p>すると、弟は目を少ーし細めたかと思うと、直ぐに「見えんよ」と返してきました。</p>



<p>もしかして私以外の誰にも見えないのかと不安に思っていると、突然横にいた父と母が、</p>



<p>「ほら、お父さんでしょ…」<br>「お父さんって言ってたじゃん…」</p>



<p>と、小声で言いました。</p>



<p>一体何を言っているのかと、父と母の方を振り向いて、私はゾッとしました。</p>



<p>父と母は黒い人影を指差しながら、</p>



<p>「ほら、お父さんでしょ…」<br>「お父さんって言ってたじゃん…」<br>「やっぱりお父さんだ…」<br>「ね、お父さんでしょ…」</p>



<p>と、何度も同じことを呟くようにブツブツと言っているんです。</p>



<p>そこでハッと思い出したんです。<br>小さい頃、私が見た黒い人影のことを、父と母が頑なに「お父さんだよ」と言っていたことを。</p>



<p>もしかして、あの時の父と母が言っていた「お父さん」って、祖父のことだったのでしょうか…？</p>



<p>結局、祖父の遺骨を見ていた黒い人影は、しばらくすると、すうっといなくなってしまいました。</p>



<p>あれから今に至るまで、あの黒い人影を見ていません。</p>



<p>祖父の葬儀の日、「お父さんじゃん」「お父さんだよ」と何度も何度も口にしていたことを、父も母も全く覚えていないと言っています。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「ヤバい葬儀会社」心霊怪談（愛媛県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 Jan 2021 00:58:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[霊感]]></category>
		<category><![CDATA[店・施設]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[愛媛県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：あおい さん（30代/女性/ライター）体験場所：愛媛県 某葬儀社  これは、私の母が愛媛県某市のとある葬儀会社で働いている時に体験した話です。 当時、うちの両親は共働きで、母は一般企業の事務員やバイクに乗って郵便 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-991361986" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min.jpg" alt="英姫県：ヤバい葬儀会社" class="wp-image-3567" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>


<div class="blank-box sticky">投稿者：あおい さん（30代/女性/ライター）<br />体験場所：愛媛県 某葬儀社 </div>


<p>これは、私の母が愛媛県某市のとある葬儀会社で働いている時に体験した話です。</p>



<p>当時、うちの両親は共働きで、母は一般企業の事務員やバイクに乗って郵便配達など、様々な仕事をしていました。</p>



<p>母は運動神経がよく男勝りな性格で、大抵のことにはへこたれない強い女性です。</p>



<p>ですが、そんな母が一番大変だったと語るのは、葬儀会社のスタッフとして礼服を着て働いていた時でした。</p>



<p>小さい頃から霊感があったという母は、周りの人には見えないものが見えてしまい苦労してきたと言います。</p>



<p>祖母は厳格な人で、自分の娘が幽霊を見たと訴えても、「親の気を引きたくて嘘を付いてるだけだろう」と、全く取り合ってくれなかったそうです。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ヤバい葬儀会社」心霊怪談（愛媛県）-画像01" class="wp-image-5669" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-01-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>やがて母は成長するに連れて、自分にしか見えない気味の悪いものの存在に上手く対処する術を身に着けて行きました。</p>



<p>何を見たとしても怖がって大騒ぎせず、この世にはそういうものもいるんだと受け入れること。</p>



<p>そして、その気味の悪いものたちに、自分が“視える人間”だと悟られないようにすること。</p>



<p>これらを守って暮らせば、他人におかしい人だと思われたり、幽霊に寄って来られたりすることはないと、ある程度の確信を持ったのだそうです</p>



<p>そんな母が葬儀会社で働くことを選んだのは、その会社が地元でも有名な大企業で、お給料が他の仕事とは比べ物にならないほど良かったからです。</p>



<p>充実した母の職歴や知人の紹介があったこともあり、母はその葬儀会社の正社員としてフルタイムで働き始めることになったんです。</p>



<p>葬儀スタッフとしての仕事内容は、母にとってそれほど難しくはなかったそうです。</p>



<p>礼儀作法の厳しさや、無事に葬儀を済ませるための緊張感はありましたが、葬儀の準備や参列の対応などは常に他のスタッフと一緒に行うため、葬儀場では一人になることもなく、怖い思いをすることは少なかったそうです。</p>



<p>ただ一つ問題だったのは、備品管理のために一人で葬儀用の倉庫に行く時でした。</p>



<p>葬儀場は街から離れた静かな山裾にあったのですが、隣接して火葬場が建てられており、問題の倉庫はその裏手にありました。</p>



<p>火葬場裏の白い螺旋階段を上った二階の倉庫。そこにはお葬式で使用する備品が仕舞ってあり、花を生ける花瓶や蝋燭といった小物だけでなく、ご遺体を寝かせる布団等、様々なものが収納されていました。</p>



<p>母は一人でそこに行くのがとにかく嫌だったそうです。</p>



<p>でも、霊感があることは職場の人たちに話せないし、研修期間も終わっている身でありながら誰かに付いて来てもらうのも気が引けて、母はいつも一人で倉庫作業に向かわざる負えませんでした。</p>



<p>上司に鍵を渡され倉庫での作業を頼まれる度に、心を乱さないよう母はいつも自分に言い聞かせていました。十中八九、何か気味の悪いものを見てしまうのは間違いないので、動揺しないように母はいつも深呼吸をしてから倉庫に向かったそうです。</p>



<p>倉庫へ向かう螺旋階段を見上げると、母の視界に入る光景はいつも同じでした。</p>



<p>階段の手すりの隙間から、幾つもの青白い顔がこちらを見下ろしていて、母が来るのをじっと待っているのだそうです。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ヤバい葬儀会社」心霊怪談（愛媛県）-画像02" class="wp-image-5670" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-02-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>彼らがこの世の者でない事は明らかでした。</p>



<p>なぜなら彼らの顔は、これまでの葬儀で幾つも目にした遺影の人物たちと同じだったから。間違いなくこの火葬場で燃やされ、荼毘に付した死者たちだったのです。</p>



<p>あまりにも不気味なその光景に、母は何度も引き返したくなったと言っていました。</p>



<p>でも怖がるような素振りを見せて、自分が“視える人間”だと幽霊に気付かれてはいけません。</p>



<p>死者の視線を一身に浴びながら、ゆっくりと階段を上がり、母は何食わぬ顔で倉庫での用事を済ませたそうです。</p>



<p>仕事から帰ってくると、母は必ず玄関に塩を捲き、そのまま直ぐにお風呂場に直行して、身体を清めるようにしっかりとシャワーを浴びていました。<br>仕事で着る服は私たち家族の服とは別にして洗い、仕事場で使っている文房具や資料は絶対に持ち帰らないようにしていました。</p>



<p>今思えば、あれはよくないものが家までついて来ないように、母なりに気を遣っていたのかもしれません。</p>



<p>本当に怖いことがあった時は、母は一切口を開きませんでした。</p>



<p>なので、母が何も語らず険しい表情で窓の外を見ている時は、「幽霊に気付かれてしまったのかな…」と、当時の私は幼心に心配しました。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min.jpg" alt="【怖い話｜実話】短編「ヤバい葬儀会社」心霊怪談（愛媛県）-画像03" class="wp-image-5671" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2021/01/yabai_sougigaisya-03-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>母は数年間その葬儀会社に勤めた後、体調不良を理由に退職しました。<br>私はてっきり幽霊のせいで退職したのかと思ったのですが、本当の理由は別にありました。</p>



<p>経費節約のため、ご遺体を寝かせる布団の手入れを省いたり、葬儀の花を無断で使い回したりしている会社に、母の良心が耐えられなかったのだそうです。</p>



<p>それに、「人が死ぬほど会社は儲かる」と喜んでいる社長の姿も嫌だと言っていました。</p>



<p>その葬儀会社は今でも存在しています。</p>



<p>でも、健康だったスタッフが急に亡くなったり、高給にも関わらず入社した人がすぐに辞めてしまったりで、いつも求人を出しているそうです。</p>
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		<title>【怖い話｜実話】短編「お通夜の後…」心霊怪談（新潟県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 04 Nov 2020 00:13:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心霊]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[新潟県]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[憑依]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：ふわり さん（20代/女性/会社員/新潟県）体験場所：新潟県三条市 当時私は9歳、まだ小学生の頃、98歳の誕生日を迎えた母方のひいおばあちゃんが亡くなってしまった時のお話です。 家族からとても好かれていた愛嬌のあ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-3617499860" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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</script></div><div class="blank-box sticky">投稿者：ふわり さん（20代/女性/会社員/新潟県）<br />体験場所：新潟県三条市</div>


<p>当時私は9歳、まだ小学生の頃、98歳の誕生日を迎えた母方のひいおばあちゃんが亡くなってしまった時のお話です。</p>



<p>家族からとても好かれていた愛嬌のある可愛いひいおばあちゃんでした。</p>



<p>バタバタとした慌ただしい雰囲気の中、無事にお通夜を終え、そのまま式の会場で親戚一同で食事をすることになりました。</p>



<p>遺体の入った棺桶は、沢山の蝋燭に飾られ、みんなの視界に入る場所に置かれていました。</p>



<p>悲しみを慰め合うように和気あいあいと食事をし、その後それぞれの自宅に帰りました。</p>



<p>私たち家族も自宅に帰ると、黒い服を脱ぎ、いつも通りお風呂に入りパジャマに着替え、家族でお茶を飲みながらしんみりと今日の話をしていた時でした。</p>



<p>「えっ、、、大丈夫、、？！？、どうしよう、、、大丈夫なの？！？！」</p>



<p>急に母が慌てふためいたかと思うと、涙を流しながら大きな声を出し始めたんです。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min.jpg" alt="突然狼狽える母" class="wp-image-2350" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>父も私も何が起こったのか分からずパニック状態でした。</p>



<p>「どうしたんだ恵子（母）！！」</p>



<p>そう言って父が肩を叩くと、顔面蒼白の母がこう言いました。</p>



<p>「ひいおばあちゃんの声が聞こえるの！！！熱い、痛い！！助けて恵子ちゃん（母）！！って、何度も言ってるの！！どうしよう…怖い！！」</p>



<p>幼かった私は、こんなにも錯乱している母親の姿を目の当たりにし、ただひたす怖がっていたと思います。</p>



<p>母の状態は一向に落ち着かず、パニックは10分以上も続き、流石にそれは演技とも思えず、考えあぐねた父が母に言いました。</p>



<p>「大丈夫か？ひいばあちゃんは痛がってるんだな？何が痛いのか分からないけど、式場に確認とって、俺がもう一度親戚たちと一緒に遺体の確認に行ってくるよ…」</p>



<p>そう言って父は腰の抜けている母と私を置いて、先程まで一緒にいた親戚たちをもう一度迎えに行き、そのまま遺体の置いてある式会場へと車を走らせました。</p>



<p>当時、私は子供ながらに、なぜか分からないけど怯えている母をとにかく落ち着かせなければいけないと思い、震える母の背中をひたすら撫でていました。</p>



<p>それから20分ほど経った頃、母がまた泣きながら叫び始めました。</p>



<p>「ねえ、、まって！！また声が聞こえる…やだ…怖いどうしよう！！！」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min.jpg" alt="母「また声が…」" class="wp-image-2351" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-2-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>錯乱している母と二人きり。頼れる父もおらず、もう私はメンタルが限界でした。</p>



<p>「怖いどうしよう、、、もう大丈夫だよありがとう、ありがとうって何回もひいおばあちゃんがお礼を言ってる、、、うっ」</p>



<p>その母の姿は、本当に誰かの声が聞こえているようにしか見えませんでした。</p>



<p>その直後です。</p>



<p>『プルルルル、、、プルルルル、、、』</p>



<p>携帯電話が鳴りました。<br>父からでした。</p>



<p>「さっき式場の人に事情を説明して、遺体の確認をさせてもらったんだ。そうしたら、ひいばあちゃん、上にも下にも大きなドライアイスで挟まれていて、もしかしたらこれが痛みの原因かと思って、親戚みんなで全部どかしてみたんだよ。これが良いのか悪いのか分からないけど、どのみち明日は埋葬だから、会場のスタッフにお願いして棺桶にはドライアイスを入れないでもらったよ。」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min.jpg" alt="ひいおばあちゃんを挟むドライアイス" class="wp-image-2352" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/otsuyanoato-3-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>すると母が言いました。</p>



<p>「そうなの？！ありがとう、あなたから連絡が来る数秒前に、私、また声が聞こえたのよ、、」</p>



<p>と、母は必死に、ひいおばあちゃんが感謝しているという気持ちを父に説明していました。</p>



<p>これは本当にあった話です。</p>



<p>亡くなった人の魂が生きている人間にテレパシーを送るなんてこと、にわかには信じられませんが、あの経験をした私たち家族は、どうしてもこの日の出来事を忘れられません。</p>



<p>私にとっても現実とは思えないような、不思議な思い出です。</p>
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		<item>
		<title>【怖い話｜実話】短編「喪服を貸して」不思議怪談（広島県）</title>
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		<dc:creator><![CDATA[恐虫リリー]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 12 Oct 2020 00:11:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[不思議]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[電話・スマホ]]></category>
		<category><![CDATA[葬式]]></category>
		<category><![CDATA[予言・予知]]></category>
		<category><![CDATA[広島県]]></category>
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					<description><![CDATA[投稿者：ジャム缶 さん（30代/男性/会社員）体験場所：広島県広島市 今から十数年前に私が実際に体験した出来事です。 その時期、地元の成人式に出席するため、各地から同級生が帰省してくるので、私は心躍らせていました。それと [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div id="kowam-1071562656" class="kowam- kowam-entity-placement" style="height: 200px;"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-6488115642226603"
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</script></div><div class="blank-box sticky">投稿者：ジャム缶 さん（30代/男性/会社員）<br />体験場所：広島県広島市</div>


<p>今から十数年前に私が実際に体験した出来事です。</p>



<p>その時期、地元の成人式に出席するため、各地から同級生が帰省してくるので、私は心躍らせていました。<br>それというのも、成人式後に開催される飲み会の幹事を務めていた私は、親友のＡ君も出席する事を知っていたからです。</p>



<p>Ａ君とは幼馴染だったのですが、中学校を卒業すると同時にＡ君は親御さんの都合で遠方に引っ越してしまい、それ以来疎遠になっていました。</p>



<p>私の中学生時代は、今のように学生が当たり前に携帯電話を持てるような時代ではなかったため、念願かなってＡ君と再会できた時には、絶対に連絡先を交換しよう！と息巻いていました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min.jpg" alt="幼馴染のＡ" class="wp-image-2165" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>成人式後の飲み会には、Ａ君を含め多くの同級生が出席してくれました。</p>



<p>当時の流行や、学校で起こったちょっとした事件、初恋の話や、暴露トーク・・・。再会の喜びにお酒の力も手伝って、とても盛り上がったのを今でも覚えています。</p>



<p>飲み会後もまだまだ話し足りなかった私達は有志を募り、2次会、3次会と梯子をして、その日は朝方まで飲み歩きました。</p>



<p>Ａ君も最後まで付き合ってくれて、連絡先も無事交換することができました。</p>



<p>Ａ君は今、車で一時間弱の距離にある隣県、広島県広島市のアパートで一人暮らししており「これからはまた一緒に遊ぼうぜ」と話して、その日は別れました。</p>



<p>その後も一ヶ月に一度くらいのペースでＡ君と飲みに出かけ、食べ物やお酒の趣味も合ったので、二人でよく夜遅くまで飲み歩いていました。</p>



<p>そんなある日、「それじゃあまたね」とＡ君と別れて帰宅し、明日の二日酔いを確信しながら眠りに落ちると、携帯の着信音で目が覚めました。</p>



<p>まだ外は真っ暗で、時計に目をやると、まだ夜中の0時を回ったところでした。</p>



<p>二日酔いの頭痛でうんざりしながら電話に出ると、Ａ君からの着信でした。</p>



<p>「夜遅くにごめんね。急な話で申し訳ないんだけど、お前、喪服って持ってない？」</p>



<p>「持ってるけど・・・？」</p>



<p>「さっき叔父さんが亡くなって、明後日の葬式に出ないといけないんだけど、俺、喪服持ってないから貸して欲しいんだ」</p>



<p>「いいよ・・・じゃあ明日持って行くから」</p>



<p>「助かるよ、ありがとう」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min.jpg" alt="深夜の電話" class="wp-image-2166" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-2-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>二日酔いと睡魔で不機嫌だった私は早々に話を切り上げ、喪服を適当な袋に包んで車に積み込み、再び床に就きました。</p>



<p>翌朝、夜中のおかしな時間に起こされたせいか寝坊してしまい、遅刻ギリギリに目を覚ました私は、身支度もそこそこに家を飛び出しました。<br>結局、始業時間には間に合わず、上司からお説教をもらい、残業をたっぷりとする羽目になってしまいました。</p>



<p>仕事が終わり急ぎ足で車を走らせ、喪服を届けにＡ君のアパートへと向かいました。到着した頃には夜中の11時を回っていました。</p>



<p>アパートの呼び鈴を鳴らすと、ついさっきまで寝ていたのか、眠そうな顔したＡ君が寝ぐせ頭のまま出てきました。</p>



<p>「遅くなってごめん！これ、持ってきたよ。」と、焦って喪服の入った袋を差し出すと、Ａ君が「なにこれ？」と言って、あくびを噛み殺しながら袋を受け取った時でした。</p>



<p>奥の部屋でＡ君の携帯電話の着信音が鳴りました。</p>



<p>「あっ、母さんからだ、ちょっと待ってて」</p>



<p>そう言って、Ａ君は喪服の入った袋を持ったまま、足早に奥の部屋に引っ込んでしまいました。</p>



<p>（ああ、きっと明日の葬儀についての連絡だろう。）と思い、ふと、まだＡ君にお悔やみを伝えていないことを思い出しました。</p>



<p>数分後、今度はしっかりと目を覚ました様子のＡ君が出てきて、開口一番こう言いました。</p>



<p>「あのさ、喪服貸してくれない？」</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="338" src="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min.jpg" alt="喪服貸してくれない？" class="wp-image-2271" srcset="https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min.jpg 600w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min-300x169.jpg 300w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min-150x85.jpg 150w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min-120x68.jpg 120w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min-160x90.jpg 160w, https://kowamushi-lily.com/wp-content/uploads/2020/10/mofuku_wo_kashite-3-1-min-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><figcaption class="wp-element-caption">image photo</figcaption></figure>



<p>（今まさに、それを受け取ったばかりなのに、妙な事を聞くもんだな。）</p>



<p>と不思議に思った私は、</p>



<p>（きっとさっきは寝ぼけてたから、まだ袋の中身を見てないんだ。）</p>



<p>と思い至り、</p>



<p>「さっき渡したのがそれだよ。叔父さん、残念だったね。返すのいつでもいいからさ。」</p>



<p>と伝えました。</p>



<p>するとＡ君は目を見開き、驚きとも焦りともつかない表情で、</p>



<p>「なんで知ってるの！？」</p>



<p>と、おかしな声を上げました。</p>



<p>「だって、君が言ったじゃないか、叔父さんが亡くなったから喪服を貸して欲しいって。だからさっき手渡した袋に入れて持ってきたのに…」</p>



<p>額に汗を滲ませていたＡ君は、私が話しきる前に奥の部屋にバタバタと飛び込み、「うわっ！！」と小さな悲鳴を上げました。</p>



<p>「なんで・・・なんで分かった？」</p>



<p>「だから・・・」</p>



<p>と再び説明をしようとする私の言葉を遮るように、真っ青になった顔のＡ君が言いました。</p>



<p>「叔父さん…つい、さっき死んだんだぞ…？」</p>



<p>私は、背筋を冷たい何かが吹き抜けるのを感じました。</p>



<p>翌日、仕事を休み、販売店に携帯を解約しに行きました。<br>ですが、何故か例えようもない不安に駆られ、携帯を手放す気になれず、今も自宅の机の中に眠っています。</p>



<p>あの日の着信履歴をそのままに。</p>
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