【怖い話】実話怪談|長編「映画『事故物件 恐い間取り』実話ホラーの本当の恐怖」大阪府の不思議体験談

投稿者:にゃんこ大好き先生 さん(20代/女性/イラストレーター/大阪府在住)
体験場所:大阪府 某映画館

映画『事故物件 恐い間取り』の公開に伴い、私が体験したお話です。

すみませんが多少のネタバレも含むので、まだ映画を見ていない方はご注意ください。

私は元々ある程度の霊感体質です。

家族も霊的なことを感じやすく、中でも一番感じやすいのは兄でした。

普段から兄は昼間でも霊や色んなものが視えたり、たまに連れて帰ってきてしまい家で変なことが起こる事もしばしばでしたが、兄が上京し家を離れてからはそれも無くなりました。

私の場合、疲れていなければ普段そこまで感じることもなく、普通に日常を送れています。

だから油断していたんだと思います。

映画鑑賞
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母から「事故物件の映画が上映されたよ」、と教えられた時は、ホラー映画好きの私は喜んでいました。

普段からアマゾンプライムで怖い映画を観ては、「現実の幽霊はこんな風じゃない」と思いながらゲラゲラと笑って見ていました。『実話』とされている映画にしても同じようなものです。

それでも強いて私がゾッとした作品を上げるとしたら、海外の映画で『アナベル』だったかのエンドロールで流れた実際の写真くらいのものでした。

ですが、映画『事故物件 恐い間取り』の公開で、『実話』とされる映画の本当の恐ろしさを知ることになりました。

母から「お笑い芸人の人が実際に事故物件に住んでみた話を基にした『実話』の映画らしいよ」と聞いて、私は単純に面白そうだとワクワクしていました。

その日の夜、私はある夢を見ました。

夢を見る
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—–以下、夢の内容です。—–

私は見知らぬ小さなアパートにいました。

そこは可愛らしい女の子の部屋でした。

机の向こうには、決してイケメンではなく頼りなさそうな男性と、髪の長い可愛らしい女性の二人がいます。

その女性の方が、「この男性を守ってほしいんです」、と、私に頼んできました。

男性の方を振り向くと、その男性がかなりヤバい人であることが感覚的に私に伝わってきます。

人は好さそうなのですが、なにか恐ろしいモノたちに憑かれていて、とんでもなく大きな事故で今にも死にそうな空気を私は感じ取りました。

それは、大型トラックに跳ねられるとか、突然崖が現れて頭から真っ逆さまに落ちるとか、何かそういった免れようのない死を男性から感じるんです。

この男性は間違いなくとんでもない悪霊につかれている。そう察知しました。

これは、たいそう位の高いお坊様か、お釈迦様や神様でないと祓えないと、すぐに感じ取りました。

このまま放っておけば男性はすぐにでも死ぬでしょう。

女性もそれを知ってか知らずか、とても困ったように「彼を守ってほしい」と私に頼むので、

「分かりました。ひとまず今夜はお守り致しましょう。安全な場所へ誘導します。」

そう私はお伝えしました。

すると今度は突然、私たち3人は小さい劇場(芸人さんや、小劇団が使うような小さくて暗い劇場)に移動していました。

劇場に入ってすぐに男性は、「トイレに行きたい」と言い出しました。

(何を悠長なことを!?)と思ったのですが、依頼人が言うのですから仕方なく、

「どうぞ、トイレに行ってきてください。」

と、私は劇場の奥にあるトイレに誘導しました。

すると、何か嫌な感じがします。

それはトイレの扉の前に掛かった鏡から感じます。

洗面所においてあるような鏡です。

(なんでこんなところに…)

と、いぶかしく思いながらも、私は男性がトイレに入るのを見送り、ぱっと振り返ると、鏡は消えていました。

私はゾッとすると同時に、

(あの鏡は、男性に憑いているものだ…)

と感じとりました。

男性は悠長にトイレから出てきて、ゆっくり手まで洗っています。

(彼は霊的なものを感じないからか、全く危機感がないのかも…)

そう思いながら、早く彼を連れ出そうと思った時、鏡がさっきの場所に戻っていました。

(絶対に鏡を見てはいけない!)

と本能的に感じたのに、自然に私の視線は鏡の方へ向きます。

私の意思ではなく、不思議な吸引力で無理やり目を向けさせられた感じです。

鏡の中には、私のすぐ後ろでバールのような武器を振りかざしている黒い男の姿がありました。

鏡の中
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咄嗟に私は(後ろだ!させるか!)と、強い念と共に振り返りました。

すると、私のすぐ後ろにいたはずの男性は、少し私の威力に弾かれたのか、5メートルほど先にいました。

そして、いつの間に現われたのか『赤いワンピース(花柄)の女性』を何度も何度も殴り出しました。

赤いワンピースの女性
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悲鳴を上げる女性を見て私は思いました。

(彼女は既に死んでいる被害者だ。助からない。すぐに依頼人の二人を外へ連れ出さなくては!)

そう思い、私はすぐそばにいた依頼人の女性と男性を誘導しました。

劇場を見ている観客の一番前を通り(観客は不思議そうにこちらを見ていました)、非常口へ向かうのですが、男性がとにかく悠長で、後ろで女性が襲われてるのが目に入らないのか、ゆっくり歩いて本当に迷惑でした。

背後を気にしつつ、なんとか二人を非常口の扉へ押しやり、私も扉の向こうへ行って扉を閉めました。

その瞬間、目が覚めました。

—–以上が、夢の内容です。—–

最悪の目覚め
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寝起きは最悪でした。

さっきまで寝ていたとは思えないぐらい酷く疲れていました。

それでもその時は「なんて夢だ…」と思うくらいのことだったのです。

その日は母と一緒に映画『事故物件 恐い間取り』を見に行こうと言っていたのですが、寝過ごしてしまったせいで観れませんでした。

それで次の週のレディースデーに、大阪の某映画館で、ようやく映画『事故物件 恐い間取り』を観たんです。

心から楽しみにしていた映画です。

なのに、ストーリーが進むに連れ、私は徐々に言葉を失っていきました。

夢で見た光景と、全く同じ映像なんです。

夢の光景と同じ
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何がどうなっているのか私の頭では理解が追いつかず、その意味不明な恐怖に戦慄し、涙が溢れてきました。

あそこまで鮮明に、全く同じ男性(映画の中に登場する事故物件1軒目で、こちらに向かって長物を振り下ろす男性)を見た時は、肌が粟立ち震えが止まりませんでした。

しかも、殺されている女性の特徴も似ていました。夢で見た女性は映画みたいに真っ赤なワンピースではなかったものの、花柄がよく映えた赤いワンピース姿でした。

ここまで夢と映画がリンクしていることに、私はこれまでホラー映画では感じたことのない恐怖を覚えたんです。

私が見た夢は一体なんだったのでしょう?

実話が基となる事故物件をテーマにした映画作品。

その事故物件にまつわる本当にあった出来事が、映画の公開と共に私の頭に流れ込んできたのでしょうか?

それとも映画を観た人たちの気持ちが私の魂に流れ込んできたものなのか…

この話を母にしたら、こんなことを教えてくれました。

映画のモデルとなった事故物件に住むお笑い芸人の男性は、全く霊感がないらしく、霊能力者に視てもらうと、彼を守っている女性の霊が視えたそうです。

その女性の霊は彼のことが大好きなのだそうで、そのおかげもあって、その男性芸人さんは事故物件に住みながらも何とか無事に過ごせているということです。

母曰く「その芸人さんに憑いている女性の霊って、あんたが夢で逢った礼儀正しくてカワイイ長髪の彼女だったんじゃないの?」

なんにせよ、怖すぎる体験でした。

私はもう二度と実話を基にしたホラー映画は見ないと思います。

霊感のある人は、私みたいにならないように気を付けて下さい。

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