【心霊スポット】岐阜県|朝鮮トンネルの怖い話「祟り」実話怪談・短編

体験者:K.F さん(27歳/女性/会社員/岐阜県在住)
心霊スポット:岐阜県『朝鮮トンネル』

これは仲の良い男の子の後輩から聞いた話です。
その後輩を仮にAとします。

今から5年前、Aがまだ大学生だった頃、友達たちの間で心霊スポットに行くのが流行っていたそうです。

よくありますよね、大学生のノリで心霊スポットに肝試し。

いかにも『大学生』っぽくノリが良いAも、当然その頃は友人達と心霊スポット巡りに明け暮れていました。

とは言え、全く幽霊を信じていないAにとって心霊スポット巡りは、怖さを楽しむと言うより、単純に友人達と何かしていることが楽しかったんだと思います。

Aは岐阜県岐阜市に住んでおり、その周辺にはいくつか有名な心霊スポットがあります。

近場の心霊スポットはだいたい行き尽くしていたAも、まだ行ったことがない場所が一つだけありました。

それが、岐阜の有名心霊スポット『朝鮮トンネル』です。

岐阜の有名心霊スポット
image photo

朝鮮トンネルに行った人の多くが実際に心霊現象を体験すると言われる、全国的にもとても有名な心霊スポットです。

本来の名前は『二股トンネル』と言うのですが、それが朝鮮トンネルと呼ばれる事にはある由来がありました。

私はあまり詳しくないのですが、そのトンネルでは昔、トンネルを掘るために朝鮮人が強制労働させられていて、使い物にならなくなると、そのままトンネルの壁に生き埋めにされてしまった、と言う噂があるトンネルです。

信憑性は怪しい話ですが、実際に心霊現象が多発すると言う曰く付きの朝鮮トンネルに、Aは大学の友人たちと行くことになりました。

『どうせ何も起きないし(笑)』と、軽く思っていたとAは言っていました。

7月の涼しい夜、Aを含めた5人は、車で朝鮮トンネルに向かいました。

「おい、怖がんなよ~」
「怖がってなんてねーし!」

そんな、よくある会話を繰り返しながらトンネルに向かっていると、道はだんだんと暗くなり、嫌な雰囲気を醸し出して来ます。

整備されていない道には当然街灯もなく、がたがたがたがたと車を揺らしながらヘッドライトだけを頼りに進みます。

整備されていないガタガタ道
image photo

「雰囲気やっべー!」
「がちで出そうやん!やばっ!笑」

外の雰囲気とは対照的に賑やかな車内で、1人だけ、何やら不安げな顔をしていました。

「おいB!どーした!?笑」
「びびってんのか~!笑」

などとみんなが言うと、Bは震えるようなかすれ声で、

「さっきから誰かに見られている気がする…」

と言います。

車内は一瞬『シンッ』となりましたが、

「ば、ばっかじゃねーの!」
「んなわけねーじゃんっ!」

と、Bのことを馬鹿にするように再度盛り上がっていましたが、明らかにみんなの雰囲気が変わりました。

昔から霊感が強いBのこの手の発言は、みんなをビビらせるには十分な威力がありました。

そうこうしている内に朝鮮トンネルに着きました。

周囲にはA達の他に誰もいません。

車から降りてみましたが、そこには重苦しく暗いトンネルが口を広げているだけで、他に何もありません。

みんな口には出しませんが、相当ビビっていることがピンっと張り詰めた空気から伝わってきます。

「じゃんけんで負けたやつが中に入いろーぜ!」

と誰かが言い出し、負けた2人がトンネル内に入ることになりました。

「じゃんけんぽんっ!」

じゃんけん
image photo

負けたのはAとBでした。

「おーい、まじかよー!まあいいわー、行ってくるわー!お前ら先帰るんじゃねーぞ!」

Aはそう捨て台詞を残し、Bと一緒にトンネルに入って行きました。

中は暗く、心なしか空気も冷たい。

さっきまで余裕ぶっていたAもさすがに怖かったのですが、震えているBの手前、弱気な言葉は吐けず、

『さっさと中見て、外でよーぜ!』

と、Bを引っ張ります。

トンネルに侵入
image photo

ズカズカとトンネルを進む二人ですが、奥に進むに連れBは更に無口になっていきます。

「、、、も、もう出よう」

Bがそう言いだした時は、流石にAもその雰囲気を察し、すぐにトンネルを引き返しました。

結局トンネル内では何も起きず、

「やっぱ何にも起きねーじゃんっ!」

と、みんなホッとしたからか、帰りの車内は盛り上がりながら朝鮮トンネルを後にしました。

Bもトンネルを出てからは少しずつ元気になったようでした。

その日から暫くして、トンネルに行ったメンバーに少しずつ妙なことが起こり始めます。

まず、Bの祖母が亡くなりました。とても元気な祖母だったのに、それは突然のことだったそうです。

突然亡くなった祖母
image photo

そして他のメンバーも、祖父が亡くなったり、事故にあったり、病気になったりと、悪いことが次々と起きました。

Aも例外ではなく、トンネルに行った1週間後、事故に遭いました。

一週間後、事故
image photo

車の事故でしたが、幸い怪我人もなく、さほど大きな事故ではなかったそうです。

ですが、その1週間後…

また車の事故に巻き込まれました。

他の友人の身に起きたことも含め、さすがにAはトンネルのことを疑い始めました。

(まさかな、、?)と思っていたのですが、それからしばらくは何も起こらず、トンネルのことも次第に忘れていきました。

その1年後の7月。
Aは車で事故を起こしました。

追突事故です。
動物の飛び出しが原因の事故でした。

1年後、7月に事故
image photo

更にその1年後の7月、また車で事故を起こしました。

また追突事故。

(いつもこの時期に事故を起こすな、、、)

そう思って、これまでの事故の日付を確認してみると…

3年連続同じ月、同じ日に事故を起こしていました。

ゾッとしたAは、すぐにお祓いを受けに行ったそうです。

「絶対に、朝鮮トンネルに肝試しに行った呪いだ…」

そう言っていたAは、あれ以来、心霊スポットには絶対に行かないと決めたそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました